唇のうっかり日焼け!すみやかに冷やそう
唇に日焼け止め効果のあるリップクリームを塗り忘れてしまい、うっかり紫外線が降り注いで日焼けしてしまったときには、なによりもすみやかに唇を冷やして炎症を和らげてあげましょう。
とにかく早く冷やそうとして、唇に直接氷や保冷剤をつけると危険を伴うため、袋に入れた氷水やガーゼに包んだ保冷剤、冷やした濡れタオルを唇に20分ほど当ててみてくださいね。
唇を冷やした後は、優しく丁寧な保湿ケアを!
日焼けしてしまった唇をすみやかに冷やしたら、今度は保湿ケアに取り掛かります。日焼け後の唇は潤いが逃げているため非常に乾燥して敏感な状態。刺激になる成分が配合されたリップクリームや美容液を塗ると、逆に荒れてしまう可能性があるので、ドラッグストアなどに売っている純度が高めの白色ワセリンを塗って保湿していきましょう。
まず、いつもより多めに指に白色ワセリンを取ったら、唇全体をたっぷり覆うように優しく丁寧にワセリンを塗り込みます。このときゴシゴシ擦るようにつけるのはNG。ワセリンで保護膜を張り、力の入りにくい薬指の腹でトントンとタッピングするようにマッサージをすると血行促進効果が期待できます。それでも乾燥が気になる場合には、ラップパックをしてより密封させてあげるといいでしょう。
そして唇表面のケアだけでなく、体の中からビタミンCをたくさん補うことも大切です。紫外線を多く浴びた日は、より積極的にビタミンCを摂ることで、コラーゲンの生成が促進され、ダメージを受けた唇の組織が修復しやすくなると言われています。
紫外線を浴びすぎて唇に水ぶくれのようなものができているときは、セルフケアだけですと悪化することがあるため、すみやかに皮膚科で診てもらうことをおすすめします。
外出前に唇の日焼け対策を忘れずに!
この時期は特に、唇の紫外線対策に力を入れていきましょう。外出するときはもちろん、日中もこまめに紫外線カット効果のあるリップクリームやリップ美容液を塗り、唇の日焼けを防いでくださいね。