【春キャベツ】の衣にウキウキ♪フライパンで作れる「キャベツ焼売」はロールキャベツ的甘さと柔らかさ♡

【春キャベツ】の衣にウキウキ♪フライパンで作れる「キャベツ焼売」はロールキャベツ的甘さと柔らかさ♡

キャベツは1年中購入できる野菜ですが、春には春キャベツが出回り、やわらかい食感と強い甘さを楽しめますよね。春キャベツの甘さを活かせる料理を探していたら、料理研究家ゆかりさんが、YouTubeで「キャベツ焼売」のレシピを公開していましたよ。画像を見ればわかるように、やわらかくて甘~い春キャベツを千切りにして、焼売の肉ダネにまとわせています。ふつうの焼売の衣とは違う食感とその甘みに、驚くこと間違いナシの春イチオシレシピのようです。さっそく作ってみましょうか♪

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千切りキャベツをまぶすのがポイント♪「キャベツ焼売」を作ってみた!

【材料】(3~4人分)
春キャベツ…300g 
豚ひき肉…200g
玉ねぎ…1/2個
長ねぎ…1/2本
しょうゆ…小さじ1
砂糖…小さじ2
塩…小さじ1/2×2
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
ゴマ油…小さじ1
片栗粉…大さじ1
こしょう…小さじ1/3
グリーンピース…適量
水…200ml 

ちなみに今回、グリーンピースは、パウチパックに入った水煮のものを使いました。

1.  肉だねを作ります。ボウルに豚ひき肉と塩(小さじ1/2)を入れ、粘り気が出るまで手のひら全体でしっかりと練り混ぜ、粘り気が出てきたら砂糖、鶏ガラスープの素、ゴマ油、こしょう、しょうゆを加えて練り混ぜます。

手のひらを使って80回ほど練ると、粘り気が出てきました。そこへ調味料(砂糖、鶏ガラスープの素、ゴマ油、こしょう、しょうゆ)を入れてさらに20回ほど練りました。粘り気を引き出すとジューシーなシュウマイになるそうですよ。

2.  玉ねぎと長ねぎをみじん切りにして、片栗粉をまぶします。

粗めに切ると野菜の食感を楽しめ、細かくするとなめらかなシュウマイになります。玉ねぎと長ねぎはお好みの大きさに切ってくださいね。

肉だねが水っぽくならないようにするため、片栗粉をまぶして野菜の水分を閉じ込めます。

3.  肉だねに2を加えてやさしく混ぜ合わせ、混ぜ終わったら冷蔵庫で30分冷やします。

野菜の水分を出さないように、ふわっとやさしく混ぜるのがポイントです。

肉だねが完成したらラップをかけて冷蔵庫へ。冷やすと味がなじみ、成形しやすくなりますよ。

4.  芯を取り除いて4~5mm幅の千切りにしたキャベツに塩(小さじ1/2)を振り、全体になじませて10分置きます。その後、水で洗って水分を絞ります。

上の画像は、塩もみをした後に水洗いしたキャベツです。生の時よりもかさが減りましたが、けっこうな量がありますよ!

キャベツの芯はスープに使うので取っておきます。

5.  肉だねを食べやすい大きさに丸めてキャベツをまぶし、グリーンピースをトッピングします。

今回はシュウマイを13個作れました。手のひらにキャベツと肉だねをのせ、おにぎりを握る感覚でキャベツをまとわせましたが、思ったほど密着せず…。キャベツが半分くらい残ってしまいました。もったいないので、残ったキャベツはお好み焼きの具として使いました。

ちなみに、ゆかりさんの動画ではグリーンピースをのせていましたが、彩りをよくするため、筆者はシュウマイの半分に缶詰のコーン(分量外)をのせてみることに。

6.  クッキングシートを敷いたフライパンにシュウマイを置き、クッキングシートの下に水を入れてフタをし、中火で10分蒸します。

10個しか入らず残りの3個は別のフライパンで同時に蒸すことにしました。クッキングシートの下に水を入れるので、シュウマイに直接水が当たらずに蒸せますね。

クッキングシートがフライパンの外に出ないようにフタをしてくださいね。途中で水がなくなったら水を足して、10分蒸したら完成です。

肉だね寝かし中にSDGsな一品も♪「キャベツと卵のスープ」も作ってみた!

ゆかりさんの動画では、「キャベツ焼売」で使わなかったキャベツの芯を利用した、簡単な中華スープも紹介していました。肉だねを冷蔵庫で冷やしている間に作ってみましたよ。

【材料】
キャベツの芯…適量 
卵…1個
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1と1/2
ゴマ油…小さじ1と1/2
水…350ml
塩・こしょう…各適量

1.  ゴマ油を引いた鍋を中火で熱し、粗みじん切りにしたキャベツの芯、塩、こしょうを入れて軽く焼き色が付く程度に炒めます。

キャベツの芯のシャキシャキ感を楽しめるように、粗く刻むのがポイントです。

中火で3分くらい炒めると、軽く焼き色が付きました。焼き色が付くまで炒めることでスープに香ばしさがプラスされて、おいしくなるそうですよ。

2.  水と鶏ガラスープの素を加えて沸騰させ、溶き卵を流し入れます。卵がふわっと浮き上がってきたら、軽く混ぜて火を止めます。

味付けは鶏ガラスープの素だけなので、簡単です♪ 溶き卵を流し入れたら5秒ほど触らずに加熱すると、卵がふわふわに仕上がりますよ。

卵がふわっと固まったら菜箸で軽くほぐして完成!10分もかからずに作れました♪

キャベツの甘みがすごい…! ふわっとジューシーでロールキャベツのよう♪

蒸している間にキャベツが少し剥がれてしまい、クッキングペーパーの上にパラパラと落ちていましたが、なんとかシュウマイらしく仕上がりました♪

キャベツの淡いグリーンが、とても春らしい色合いです♪ そしてキャベツの甘い香りが広がっていますよ。

「キャベツと卵のスープ」も春らしい色合い。「キャベツの焼売」にぴったりで食卓が華やぎます。

では「キャベツの焼売」からいただきます♪ 口の中に入れた瞬間、甘いキャベツの風味が力強く広がります。そしてシュウマイから肉汁がジュワジュワと出てきて甘い!きっと蒸した時にキャベツからエキスが出て、肉だねに染み込むのでしょうね。

一般的な皮付きのシュウマイと比べ、甘さとやわらかさが格段に違います。シュウマイというよりもロールキャベツに近い味わい!キャベツの甘さを存分に楽しめました♪

一方「キャベツと卵のスープ」は、キャベツ炒めのようなコクのある味わい。同じキャベツでも調理法を変えたら全く違う味に仕上がるのが面白く、献立としても食材を無駄なく使えて味のバリーションを変えられて、とてもいいアイデアだと思いました。

春キャベツを使った「キャベツ焼売」は、一般的なシュウマイとは別物のような甘さに仕上がるのでとてもおすすめ。春キャベツが出回る時期に、ぜひお試しくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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