定年後は「再雇用」「再就職」どちらを選ぶべき? 給付金についても解説

定年後に働きたいと考えている場合は、再雇用や再就職という選択肢があります。この2つは似て非なるものなので、どちらを選ぶかによって定年後の働き方が大きく変わってしまうものです。
 
そこで本記事では、定年後に再雇用を選ぶべきか、それとも再就職を選ぶべきかについて解説すると共に、60歳以上で働いた場合に受け取れる給付金についても紹介していきます。

再雇用について

再雇用は継続雇用制度を採用している企業によるもので、定年後も同じ企業や親会社、子会社などの関連会社に雇用される、というものです。継続雇用制度は、再雇用制度と勤務延長制度にさらに分けられます。

 

再雇用制度は、定年で1度退職したことになり、新たに雇用契約を結ぶ制度です。1度退職するので、退職金を受け取れます。

 

勤務延長制度は、退職せずに引き続いて雇用される制度です。退職しないので退職金を受け取ることはできませんが、労働時間や賃金条件を変更せずに労働できます。

 

どちらも再雇用の制度ですが、再雇用制度を採用している企業がほとんどです。自身の企業ではどのようになっているのか確認しておきましょう。

 

再就職について

再就職は定年退職後に、別の企業に就職することを指します。再就職は再雇用と異なり、自分で就職先を探して、雇用契約を結びます。同業他社だけでなく、他業種の企業にも就職先を選ぶことができるので、自由度が高い点が特徴です。しかし、就職先がすぐに決まらないことも考えられるので、その間は収入が途切れてしまう可能性があります。

 

就職先を探す方法としては、職業安定所(ハローワーク)の利用や転職サイトの利用、紹介などが挙げられます。自身に合った方法で就職先を見つけてください。

 

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