国民年金は保険料を納付した人や免除の申請・承認を受けた人など、基本的に誰もが受け取ることができる公的な年金です。しかし、受け取れる金額には上限があります。
この国民年金は、一定の要件を満たす人は付加年金保険料を納めるだけで、年金額を増額することが可能です。付加年金保険料は月額400円なので、少ない負担で年金額を増やすことができます。
本記事では、付加年金がどのような制度なのか解説すると共に、年間でいくら年金を増額できるのかを紹介していきます。
付加年金の仕組み
国民年金の第1号被保険者や任意加入被保険者が対象で、国民年金保険料に加えて月額400円の付加保険料を納付することができる制度です。付加保険料を納付すると、200円×納付した月数の分だけ年金額を増やすことができます。
付加年金の納付期限
付加保険料は申し込みをした月から納付することが可能です。納付の期限は、翌月の末日となっています。末日が休日や祝日の場合は翌営業日です。また、納付期限を過ぎてしまった場合は、納付の期限から2年間は納付できるので、可能であれば2年の間に納付するようにしましょう。
配信: ファイナンシャルフィールド