コロッケはとても身近に食べられている日常の献立。一般的には、自炊は安上がりで済むと考えている方も多いです。コロッケなどの揚げ物の場合は、自炊で作る場合とスーパーなどでお総菜を買う場合と値段はどのくらい違って、どちらがお得なのでしょうか。
この記事では、それぞれの値段の比較、また、それぞれのメリットやその理由なども説明します。
「自炊VS総菜」コロッケの値段比較
それでは、人気の高いポテトコロッケで比較してみましょう。
自炊する場合
コロッケを6個作る場合、ジャガイモ3個、玉ねぎ1個、卵1個、調味料などの材料費が250円程度です。さらに、ジャガイモをゆでたり、揚げたりするので電気代やガス代もかかります。これを40円と見込むと、全部で290円になります。1個当たり48.3円という計算です。
スーパーで総菜を買う場合
一方、スーパーなどで売られているポテトコロッケは、1個当たりの値段は20~30円が相場のようです。
数値化できる値段を物理的に比較した場合、スーパーで総菜を買うほうに軍配が上がります。また、忘れていけないのは、料理を作るのに必要となる「時間」というコスト。総合的にみて、やはりコロッケは買うほうがお得のようです。
それぞれのメリットとその理由
それでは、次に総菜を買う場合と自炊する場合のそれぞれのメリットとその理由をみてみましょう。
総菜を買う場合
・安くておいしい
スーパーでは総菜を買ってもらわないと売り上げになりません。そのため、おいしく食べてもらうよう味付けに工夫を凝らしています。あわせて、価格面もとても重要です。日常的に食べるコロッケは、安いことも絶対条件になります。
・作ったり後片付けをしたりといった面倒がない
コロッケを作る際は、ジャガイモをゆでたり、つぶしたり、また、それを成形して小麦粉、卵液、パン粉をつけて、揚げるという作業が必要です。また、後片づけもしなければなりません。買えば、こうした面倒な作業も不必要です。
・時間の節約になる
忙しいときや疲れてゆっくりしたいとき、総菜を買って帰れば、時間の節約になります。余分な時間でゆっくり湯船に漬かったり、ヨガをしたりリラックス時間にあてられます。
自炊する場合
・子どもの人数や作り置きでコスパを抑えられる
子どもが多いご家庭や翌日のお弁当の材料に使うなど、一度にたくさん作っておけば単価が安くなり、コスパを抑えることもできるでしょう。
・作る過程を楽しみたい
料理を作ることは、創作活動でもあります。創造性の豊かな人は、料理そのものを楽しむ傾向を持っているのです。このため、面倒な作業も楽しく感じることができます。
・自分好みのコロッケが作れる
スーパーのコロッケは安定したおいしさがあるものの、似たような味付けで、続いてくると飽きることもあります。しかし、自炊なら材料の組み合わせやソース、スパイスなどバリエーションは無限大。自分好みのコロッケを作れるようになります。
配信: ファイナンシャルフィールド