【新潟県関川村】村民からの熱い要望により「にゃん吉」を関川村公式マスコットキャラクターに採用!

新潟県関川村は、村のPR活動のため、4月1日(土)付で公式マスコットキャラクターとして「にゃん吉」を採用する。

四季を通じて遊び心を満たせる村

関川村は、県都新潟市の北東約60kmに位置し、山形県に隣接している。

村の中央を清流「荒川」が流れ、夏にはアユ釣りや川遊びを楽しむ親子連れでにぎわう。

村の中心部には豪農の館で知られる国の重要文化財「渡邉邸」をはじめとした18世紀の町並みが残り、生活の中に歴史がとけ込んでいる。

豊かな自然を体験できるキャンプ場、豊富な温泉など、四季を通じて遊び心を満たせる村だ。

村民からの要望で公式キャラクターに

「にゃん吉」は、2009年に開催された関川村の名所をまわるウォーキングラリーイベントを盛り上げるために誕生したキャラクター。

関川村が発祥の地とも言われる、村の特産品であるワラで作られた猫用ベッド「猫ちぐら」が好きな猫の男の子だ。

頭には、長さ82.8mのギネス認定の竹とワラで世界一長い蛇がねり歩く関川村の「大したもん蛇まつり(たいしたもんじゃまつり)」にちなんだ友達の「もんじゃ」を乗せている。口癖は「さすけね」。これは同村の方言で、「No problem」の意味だという。

「にゃん吉」は、誕生以来14年間、村の様々なイベントやお知らせなど村のPR活動に活躍し、村民に愛されてきた。本人も、公式マスコットキャラクターになることを希望していたが、趣味の山登りに多くの時間を取られることから勤務時間が村の採用条件に適合しなかった。

しかし今回、「にゃん吉を村のキャラクターにしてほしい」という村民の熱い要望と、これまでの村への貢献を勘案し、業務に支障をきたさない範囲であれば趣味の山登りは今まで通り続けても良いという条件で、関川村公式マスコットキャラクターに採用することとなった。長きにわたり就活を続けてきた「にゃん吉」は、日本一就活に苦労したキャラクターと言えるかもしれない。今後は、今まで以上に村のイベントやお知らせに登場し、同村をPRしていく。

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