夫の言葉に自尊心を削られる妻、本当は怖い「優しいモラハラ」を漫画で描く

夫の言葉に自尊心を削られる妻、本当は怖い「優しいモラハラ」を漫画で描く

主人公のゆうかは夫と娘の3人暮らし。夫の優しく頼もしいところに惹かれ結婚しました。しかし、次第に夫に優しくされることで傷付くように…。事あるごとに「1人じゃ何もできない」と言われ、夫の機嫌を伺う日々。そんな夫に何も言い返すことなく、時には感謝し時には謝ってきたゆうかでしたが、何かある度にモヤモヤとした気持ちを持つようになります。『ママはパパがこわいの? 夫の扶養からぬけだしたい~ゆうかの場合~』どうぞごらんください。

(C)yumui 2021

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夫は優しい。優しいけれど…

主人公のゆうかは優しくて頼りになる夫に感謝しながらも、「俺がいないと何もできない」という言葉に縛られていました。夫に何かしてもらうと感謝だけでは足りず、謝罪も求められることに違和感を感じつつもゆうかは何も言えずにいました。

優しくされるとうれしい気持ちや温かな気持ちになると思うのですが、ゆうかの場合はそうではありませんでした。夫が優しくするということは、自分は何もできないと認めること。さらには夫の期待した反応をしなければいけない、というプレッシャーもあったと思います。夫の優しくて頼りになるところに惹かれて結婚したゆうか。しかし、少しずつその思いに変化が出てきたようですね。

夫の機嫌がよくなるとホッとする

(C)yumui 2021

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訪問販売をうまく断れず、夫の機嫌を悪くしてしまったゆうか。夫が行きつけの焼き鳥屋でテイクアウトすると言い機嫌がよくなったのを見てホッとします。しかし、この焼き鳥屋でもまたゆうかをモヤモヤさせるできごとが…。夫はゆうかの食べたいものを聞くことなく勝手に注文してしまったのです。

偶然、1本おまけで付けてくれたものがゆうかが食べたいと思っていた商品でした。ゆうかはとても喜ぶのですが、それを見て夫はまた不機嫌に。「今まで自分はサービスされたことない。ゆうかは愛想ふりまいてるだけで優しくされていいよね」と言われ、言葉を失います。そして「これからは買い物は全部ゆうかがやりなよ」と笑顔で言います。

優しくされたことをただ感謝すればいいのに、女だから得してると信じて疑わない様子の夫。コロコロと変わる機嫌にゆうかは振り回されているようにも見えます。

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