【島根県大田市】キッチハイクが石見銀山の歴史と自然に囲まれた大森町で「保育園留学」の受け入れ開始

キッチハイクは、石見銀山いくじの会大森さくら保育園、石見銀山生活観光研究所と連携し、島根県大田市大森町にて「保育園留学」の受け入れをスタートした。

子ども・家庭・地域に貢献する「保育園留学」

「保育園留学」とは、子どもが保育園に通いながら家族で滞在でき、連携宿泊施設が利用できる暮らし体験のこと。キッチハイクは地域と子育て家族をつなぎ、1〜3週間家族で地域に滞在できる「保育園留学」を展開している。2021年より北海道厚沢部町から開始し、都市部の子育て家族を中心に注目を集め、全国2500組待ち(2023年3月現在)となっている。

世界遺産・石見銀山のある大森町

島根県大田市大森町は、世界遺産・石見銀山の歴史と山々に囲まれ、遺跡を守りながら暮らしを営んでいる町だ。

大森さくら保育園の園舎は4月から、重要伝統的建造物群保存地区に指定される武家屋敷・渡辺家住宅の敷地内へ移転。

町は山々に囲まれているため、歴史と豊かな自然に触れて遊びながら学ぶことができる。

一時期、園児が減ってしまい存続が危ぶまれていた大森さくら保育園。今では町に魅力を感じた移住者が増え、園児の7割が移住者の子どもになっているという。

大森町では昔から「大人たちはわが子もよその子も分けへだてなく見守る」文化が浸透しており、住民400人ほどの顔が見える関係で“町全体で育てる”環境が整っている。

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