こんにちは。下條アトムさん口調で、冒頭のタイトルを読んでくれた人とママ友になりたいな、と思うJay(ジェイ)です。
何気なく過ごす毎日の中で、とんでもない「お気に入り」に出会ってしまう瞬間ってありますよね。
私はお仕事でヨガを伝えているというのもあって、パウパトロールで登場人物たちがヨガをするシーンにも敏感に反応してしまいます。
そんな私のヨガセンサーが感知したのが、この素晴らしい絵本。
「ナマケモノヨガ」!!
これね、なにがすごいって、読む、というより実践がすべて!という構成。絵本やけど、親御さんほとんど読まなくて大丈夫。
なぜなら大体同じフレーズの繰り返し。「ナマケモノの親子が、ヨガする」そう、それを真似るだけ。
4歳の息子は私を真似る、1歳の息子は4歳の兄を真似る。
でもね、この本のすごいところが真似てるようで、真似てない。“自分らしく”自分のポーズがとれてるんです。
ヨガを経験したことのある人なら、最初は誰もが先生の真似をしてポーズをとったと思うんです。わかります、私もそうでした。
でもそれは、実は間違い。だってあなた(生徒)と私(先生)の体は違うから、真似はできないんですよ。
だから見本にはするけど、すぐに見る目を自分に戻す。ヨガは”自分”を見るんです。
もちろん鏡がないと自分は見えないですよね。うん、だから実はヨガをするときに無くていいんです鏡。
鏡にうつる自分はあくまで「鏡にうつる自分」なんです。
でも、うつっていない自分、例えば背中側とかも、自分を構成している存在なんですよね。なのに、うつってない。そしたらそれ(鏡)を見ても意味がない。
もっと細かく言えば、骨や内臓も心のモヤモヤも自分。
だから、自分を「内側から見ること」がヨガなんですよ。
絵本だから、できること
それが、できるんですよね。この「ナマケモノヨガ」という絵本では。なんでか。
だって見本は「ナマケモノ」だから。人間ではない、絵本の中のなんとも愛らしいナマケモノだから。
この絵本の中のナマケモノ親子を見本に真似ていたら、自分らしいヨガができていた。しかも親子で”それぞれ”自分らしくできていた。そういう絵本なんです、これ。すごいでしょ!?
配信: ぎゅってWeb