旬の「菜の花」ととろ~り玉子餡の「ふわうま豆腐ステーキ」に挑戦♪春風ふわりな優しいお味♡

旬の「菜の花」ととろ~り玉子餡の「ふわうま豆腐ステーキ」に挑戦♪春風ふわりな優しいお味♡

関西ローカルでお昼に放送しているバラエティ番組『スローでイージーなルーティーンで』。番組内の料理コーナー「ラクうまキッチン」では、粋なシェフが旬の食材を使った簡単でおいしいレシピを教えています♪3月1日放送回では、兵庫県の夙川に『鮨割烹とと』を構える若きスゴ腕鮨職人の柴田絵人さんが登場。菜の花と鯛を使った豆腐料理を作っていました。おうちごはんとは思えない上品な春のひと皿がとてもおいしそうだったので、作ってみることに!

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菜の花と鯛で春の味♡「ふわうま豆腐ステーキ 玉子あんソース」を作ってみた!

【材料】(2人分)
木綿豆腐…1/2丁
鯛(切り身)…200g
片栗粉…50g
薄力粉…50g
昆布茶…10g
菜の花…適量 ※今回は2本使用
サラダ油…適量
(ソース)
卵…1個 
水…300ml
みりん…大さじ1
酒…小さじ2
薄口しょうゆ…小さじ2
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
水溶き片栗粉…大さじ2 ※水・片栗粉各大さじ1を混ぜたもの
塩…適量

1.  菜の花を5cmくらいに切って熱湯で茹でます。

中火で1分くらい茹で、ザルに上げて冷ましておきました。茹でた菜の花はトッピングに使います。

2.  豆腐は厚さを半分にして3.5cm幅に切り、鯛も同じくらいの大きさに切ります。

木綿豆腐は少し太い拍子木切りのような形になりました。鯛は骨が付いていたので、取り除いてから切りました。

3.  片栗粉、薄力粉、昆布茶を混ぜ合わせて、豆腐と鯛にまぶします。

淡泊な味わいの豆腐と鯛ですが、衣に昆布茶が入っているので旨味が付きそうですね♪

ちなみに、レシピ通りに片栗粉50g、薄力粉50g、昆布茶を10g混ぜましたが、粉がだいぶ残ってしまいました。粉の量は少なくしたほうが無駄がないと思います。

4.  油を多めに引いたフライパンを弱めの中火で熱し、豆腐を入れてフタをして3分揚げ焼きに。ひっくり返したら再度フタをして、3分揚げ焼きにします。

衣が焦げないよう、弱めの中火で豆腐に火を通します。

5.  フライパンのフタを取り、火加減を強火にして、表面にしっかりと焼き色を付けます。

強火にして、表面に焼き色が付くようひっくり返しながら5分ほど焼きました。

6.  豆腐を取り出したフライパンを弱めの中火にし、鯛を並べたらフタをして2分ほど揚げ焼きにします。ひっくり返したら、再度フタをして2分ほど揚げ焼きにします。

鯛も豆腐と同じようにフタをして両面を揚げ焼きにしました。

7.  鍋に水を入れて中火で沸騰させます。みりん、酒を加えてひと煮立ちさせてから、しょうゆ、和風だしの素、塩ふたつまみを加えて混ぜ、とろみが付かない程度に水溶き片栗粉を入れて、混ぜます。

玉子あんソースのだしは調味料を混ぜるだけなので簡単♪ 今回は水溶き片栗粉を小さじ2杯くらい加えました。残った水溶き片栗粉は溶き卵を加えた後で使います。

8.  塩ひとつまみを加えた溶き卵を高い位置から少しずつ混ぜながら注ぎ、卵が固まったら残りの水溶き片栗粉を少しずつ加えます。しっかりととろみが付いたら、強火にしてひと煮立ちさせます。

水溶き片栗粉を少し加えただしに溶き卵を加えたので、卵がふわっと広がりましたよ。残りの水溶き片栗粉を加えると濃度が付き、とろっとした玉子あんソースになりました。

お皿に玉子あんソースを敷き、揚げ焼きにした豆腐と鯛を交互に並べて菜の花をトッピングしたら完成です。

豆腐と鯛の衣に旨味がしっかり♪ 玉子あんソースが茶碗蒸しのようなおいしさ♡

揚げ出し豆腐と鯛の天ぷらを一皿で楽しめるような「ふわうま豆腐ステーキ 玉子あんソース」が完成しました!

柴田シェフが作ったものは豆腐と鯛にもっと焦げ色が付いていて、筆者が作ったものは見た目がちょっと違ってしまいました。それでも淡い黄色の玉子あんと緑色の菜の花の色合いが春らしく、上品なひと皿に仕上がりましたよ♪ では、いただきます!

鯛も豆腐も衣をまとって、サクッとした歯触り♪ 昆布茶の風味がしっかりと付いていて、淡泊な豆腐と鯛に旨味がしっかりと付いています。

そして玉子あんソースは、まるで茶碗蒸しのような味わいと口当たり!菜の花のほろ苦さとやさしい玉子あんソースの味のコントラストが絶妙です。家で作ったとは思えない、お店で出てくるようなおいしい一品に仕上がりました。

残った玉子あんソースと崩れた豆腐は別料理として食卓へ

玉子あんソースがたっぷりと残ったので、汁物にしました。水溶き片栗粉でとろみを付けているので一般的なつゆよりもとろっとしていて、かつおだしが効いているのでとってもおいしいです♡

ふわっとした玉子がたっぷりと入っていて、これだけでも満足感のある一品になりました。

また、レシピ通りに木綿豆腐を使いましたが、切っている時や揚げている時に豆腐が割れてしまい、ひと口サイズになった豆腐もたくさん出てしまいました。

そこで、ひと口揚げ出し豆腐にして、残った茹で菜の花の上に盛り付けてみました。衣に昆布の旨味がしっかりと付いているので、しょうゆなどは必要ないくらい。菜の花と一緒に食べると、ほろ苦い春の味わいが口の中に広がり、季節も感じられました♪

今回は豆腐と鯛の焼き加減が足りなかったようで、シェフが作ったようなこんがりとした焼き色が付きませんでしたが、やさしい口どけの玉子あんで揚げ出し豆腐と鯛の天ぷらを食べているような、ぜいたく感のあるひと皿に仕上がりました。

筆者は「ふわうま豆腐ステーキ 玉子あんソース」を上品に仕上げたかったので、菜の花は彩りのアクセントになる程度にトッピング。残った菜の花は揚げ出し豆腐と一緒にいただきましたが、シェフは豆腐ステーキにたっぷりと菜の花をトッピングしていましたよ。

豆腐、鯛、卵、菜の花と春らしい食材の組み合わせで、見た目からも味わいからも春を感じられました。おうちごはんと思えない上品なひと皿に仕上がるので、ぜひ作ってみてくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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