素肌感を感じる立体ツヤ肌
マスクに付きづらいマットな肌がスタンダードだったこれまでと違い、2023年はツヤ肌がカムバックしています。
適度にカバーしながらも、素肌感を感じる、春夏に合わせた軽やかな肌作りがキーポイントです。
40代は顔の凹凸が平面的になってくるので、顔全体をツヤ肌に仕上げるのではなく、ポイントを絞って質感で立体的に仕上げると若々しい印象に見えます。
ファンデーションは極薄で仕上げ、ファンデーションよりも明るいコンシーラーを、画像の白い箇所に薄くぼかし入れましょう。明るいコンシーラーを重ねることで、くすみをカバーするだけでなく美肌ゾーンに厚みを持たせ、大人に似合う端整な肌に仕立てることができます。
ハイライトは、画像の水色の箇所に入れます。広範囲ではなくポイントを絞ることで、ツヤ肌に見せるだけではなく顔のパーツを際立たせて、美しく見せる効果があります。
肌に溶け込む華やかカラーアイ
2022年後半からブラウンメイクがリバイバルし、コントラストが穏やかなニュートラルなメイクがトレンドになっています。
2023年はその流れを引き継ぎながら、ピンクやオレンジなどの春夏らしい季節感がプラスされたメイクが注目されています。
はっきりカラーを主張させて楽しんでいたこれまでのカラーメイクと違い、肌に溶け込むような肌なじみのいいピンクやオレンジを使い、締め色も濃くないナチュラルな影色で自然な立体感を作るのが今季の特徴です。
アイメイクがナチュラルな分、まつげの存在感をはっきりさせてバランスを取りましょう。
肌なじみのいいベースカラーを、まぶたと下まぶた全体的に広げ、肌トーンを整えましょう。
ピンクやコーラルカラーを目尻に向かって広がるようにグラデーションを作ります。
淡いブラウンを目尻側の二重幅にぼかしたら、ブラシに残ったものを下まぶたの目尻にものせましょう。
アイラインはグレージュや淡いブラウンを使って、コントラストがはっきりしないようにします。その代わり、インラインはダークブラウンでしっかり締めましょう。
大きなラメを大人のまぶたに使うと汚くなってしまうにで、繊細なラメをまぶた中央と下まぶたの涙袋部分にのせたら完成です。
配信: michill(ミチル)