夏に急増!お肌の“インナードライ”って?

第418回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
乾燥肌や敏感肌など、肌のタイプは人それぞれ。多くの女性は、自分の肌の状態を把握し、ケアを行っていると思います。しかし、そのケアは間違っているかも? 最近は、「インナードライ」に悩む女性が増えているのだそう。

夏に急増!お肌の“インナードライ”って?

●インナードライって?

インナードライの肌は、表面は皮脂でテカっているのに、水分量は不足していて、肌の内側が乾燥しているのが特徴。

肌は、乾燥が進んでくると、それ以上水分が逃げていかないように、皮脂を分泌して厚い油膜を作ろうとします。そのため、表面が皮脂でテカっていても、じつは内側はカサカサ。乾燥肌と気づかずに、間違ったケアをしてしまう女性が多いのだとか。

とくに夏は、紫外線や冷房の影響で乾燥肌が増えると言われていて、インナードライに悩む女性も増えるそうです。

●肌の脂は取りすぎ注意!

先ほども述べた通り、インナードライは表面だけを見ると、まるでオイリー肌のよう。そのため、勘違いして、「油取り紙を大量に使う」「何度も顔を洗う」「洗浄力の高い洗顔料を使う」など、“対オイリー肌”のケアをしてしまう女性が多いといいます。しかし、本当は乾燥しているのに、さらに水分を奪うケアは当然、逆効果に。きちんと洗顔しているのに、テカりが取れない、ニキビができるという時には、すぐにオイリー肌と決めつけず、まずはインナードライを疑ったほうがよさそうです。

●インナードライチェックリスト!

なかなか気が付きにくいインナードライ。しかし、肌はさまざまなサインを出しています。こんな症状が出たら、要注意です!

□インナードライチェックリスト
1)肌が脂っぽい
2)肌が硬い
3)肌がザラザラする
4)化粧が崩れやすい

「ニキビや吹き出物が増えたなぁ」と感じる時も、インナードライの可能性あり! 皮脂の過剰分泌は、ニキビや吹き出物の原因になるそうです。また、毛穴が目立つのは、肌が乾燥している証拠。もしかしたら、それもインナードライのせいかも?

肌の乾燥は、将来的にシミやしわ、くすみなどさまざまな肌トラブルの原因に。夏は汗で肌が潤っているように見えますが、冬と同様、保湿ケアを欠かさないのが◎。きちんとケアをしておけば、秋に差がつく?
(文・明日陽樹/考務店)

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