100均の防災グッズでここまでそろう!女性向け防災セット

非常食や懐中電灯など基本的な防災グッズは持っているけれど、それで本当に備えが十分か、不安に思うことはないでしょうか。防災グッズは自分用にカスタマイズするのが重要。準備しておくべきアイテムは人それぞれに異なります。

今回は、特に女性が防災グッズにプラスしたいアイテムをピックアップ。そのアイテムを100均でそろえられるか試してみました!

こちらの記事もおすすめ!→便利でユニーク!100均「セリア」の防災グッズ6選

防災グッズ、女性に必要なプラスアイテムとは

非常用持ち出し袋や防災用備蓄にそろえたい基本的なアイテムは、首相官邸が公表しているこちらのリストがわかりやすいです。

ただしこれはあくまで基本的なもの。それぞれの事情に合わせてカスタマイズする必要があります。女性の場合はこれ以外にどんなものが必要になるのか、考えてみましょう。

普段の一日の流れを思い返し、その中で「非常時でもこれは絶対に必要!」と思うものがあれば、それが答えになりそうです。

衛生用品

・生理用ショーツ

・使い捨てナプキン

・ポーチ

・黒いポリ袋

・鎮痛剤

・パンティライナー

・携帯用ビデ

これらは月経のある人、初潮を迎える年代の子どもがいる人はそろえておきたいアイテムです。

パンティライナーは、月経がない人でも、下着が洗えないときにパンティライナーを替えれば清潔が保てるので用意しておいて損はないアイテム。

また、使用済みのナプキンなどを入れておくための中身が見えない黒いポリ袋や、トイレに必要なものを持って行く際のポーチもあると助かります。鎮痛剤は必要に応じて用意しましょう。

過去の震災では外陰炎になった女性も多かったそう。携帯用ビデを使えば、入浴ができない状況でもデリケートゾーンを清潔に保つことができます。

ちなみに布ナプキンや吸水ショーツ、月経カップなどの洗って繰り返し使えるアイテムは、水の使用が限られたり衛生状態を保つことが難しかったりする非常時には不向き。使い捨てのものの方が便利です。

非常時の生理の備えについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

「非常時の「生理」への備え大切です。ポイントをまとめました」

スキンケア用品

・メイク落とし

・化粧水

・乳液や保湿クリーム

・ハンドクリーム

・リップクリーム

化粧をした状態で被災したらメイク落としが必要になりますね。水が十分に使えない状態も考えられますから、シートタイプが便利そうです。メイクを落としたらスキンケアもしたくなります。また、特に冬は乾燥対策としてリップクリームやハンドクリームもあると良いですよ。

防犯アイテム

・防犯ブザー

・ライト

災害発生時、避難所などで女性を狙った犯罪がこれまでも多く報告されています。人けの少ない所へ行かない、単独行動をしないといった注意をしつつ、万が一のための防犯ブザーやライトは持っておくと安心です。

100均で女性向け防災グッズをそろえてみよう!

ここまでで用意したいと考えたのは、全14アイテム。結論から言うと、そのうち11アイテムを100均で用意できました!

(2023年4月、筆者が100円ショップ2店舗で購入した結果。店舗によって品ぞろえが変わるので、今回入手できなかったアイテムが買える店舗もあるかもしれません)

そろえられた11アイテム(代用品含む)はこちら。

【衛生用品】

・使い捨てナプキン

・ポーチ

・黒いポリ袋

・携帯用ビデ

使い捨てナプキンは1種類のみ発見。好みのブランドやサイズなどがあればドラッグストアなどでそろえておくのがよさそうです。

携帯用ビデは、水の入ったペットボトルに取り付けて使うタイプのものがありました。

【スキンケア用品】

・メイク落とし

・化粧水

・乳液や保湿クリーム

・ハンドクリーム

・リップクリーム

スキンケアアイテムは100均だけでもすべて買えました。ただし、肌質やこだわりに合わせて、100均にこだわらずそろえてくださいね。

【防犯アイテム】

・防犯ブザー

・ライト

防犯ブザーは見つかりませんでしたが、防犯用ホイッスルを購入できました。

今回100円ショップで買えなかった3アイテムはこちらです。

・生理用ショーツ

・鎮痛剤

・パンティライナー

痛み止めやパンティライナーは、ドラッグストアなどで買いましょう。

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