【簡単解決】もうイライラしない!アレを使えば歯磨きを嫌がる子どももテンションUP


お子さんの歯みがき、みなさんは毎日スムーズに行えていますか?

歯みがきが大事なことはわかっていても、イヤがったり、眠ってしまったりで、思うようにできていないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、お子さんの歯みがきがスムーズにできるようになるポイントと、役立つアイテムをご紹介いたします!

乳歯時期の虫歯は永久歯以外にも影響を及ぼす?

歯みがきは大事、歯みがきをしましょう、といった話を聞く機会は多いと思いますが、そもそも歯みがきは子どもたちにとって、どれだけ大事なものなのでしょうか?

そこでまずは、歯みがきや虫歯が子どもたちに与える影響について見ていきましょう。

子どもたちの虫歯率は驚きの数字

文部科学省『令和2年度学校保健統計調査の公表について』より引用

乳歯から永久歯への生え替わり時期の子どもたちのうち、何パーセントが虫歯になっているか、みなさんご存知ですか?

文部科学省「令和2年度学校保健統計調査」によると5歳で約30%、小学生全体では約40%が虫歯になっています。

中でも8歳児は約47%と、半数近くが虫歯になっていることがわかります。

全ての歯が永久歯になると言われている14歳ごろでも、約35%と3人に1人は虫歯になっていますね。

同調査内の他の疾病・異常等の被患率では10%以下が多いことと比べると、虫歯がお子さんにとっていかに身近なものか、実感できます。

乳歯の虫歯に潜むリスク

とはいえ、子どもの歯はいずれ生え替わるわけだし、多少の虫歯くらいなら放っておいても大丈夫なんじゃないの?と思っている方もいるのではないでしょうか?

歯科医院に関する総合サイト『Straumann PARTNERS』によると、乳歯のときにできた虫歯には次のような悪影響があるそうです。

噛む際の痛みを避けようとして偏食になりやすい

虫歯でうまく噛めないことで顎が十分に発達しない

虫歯菌が口の中で増殖し虫歯のリスクが高まる

虫歯による乳歯の傾きなどで永久歯の歯並びが乱れる

乳歯の根まで虫歯が進行することにより永久歯の発育を妨げる

これらのことから、乳歯の虫歯は乳歯やその後に生えてくる永久歯の健康に関係するだけでなく、子どもたちの発育そのものに関係しかねないということがわかりますね。

このような影響があることを考えても、乳歯の虫歯を治療することはもちろん、日々の歯みがきが子どもたちの健康にとって重要となってくるのです。

歯みがきをスムーズに進める3つのポイント

ここまでお話してきたように、歯の健康は子どもたちの今と将来の健康にも関わってきます。

ですが、歯みがきをすんなりさせてくれるお子さんというのは、なかなかいないのではないかと思います。

そこで、日ごろの歯みがきに役立つ3つのポイントをご紹介します。

ポイント①歯みがきを楽しみにする!

歯みがきがイヤがられる最も大きな理由は、歯みがきが楽しくないということだと思います。

子どもたちの口の中というのは、大人と比べてデリケートです。

大人にとっては平気な刺激でも、子どもたちにとっては痛かったり気持ち悪かったり。

そんな状況では、とても楽しいとは思えません。

痛いだけ、気持ち悪いだけのことを、毎日やりたいとは思いませんよね。

そこでオススメするのが、お子さんの好きなものを使って、歯みがきを楽しくするというやり方です。

お子さんの好きなキャラクターの歯ブラシやコップを使えば、歯ブラシを使いたい!という思いから、すすんで歯みがきをしてくれる可能性があります。

お子さんと一緒に、どんな歯ブラシがいいかを選ぶのも、効果的かもしれません。

ポイント②歯みがきの様子が分かるようにする

歯みがきをイヤがる理由には、口の中が見えないことへの不安感もあるかもしれません。

歯みがきに慣れていないときは、歯ブラシの固い感触や口の中の違和感から不安になってしまい、歯みがきを拒否することも多いようです。

そんなときは、鏡を使って歯みがきの様子を、目で見られるように工夫してみてはいかがでしょうか。

口の中の感覚だけでなく、自分の目からも歯みがきの様子を認識することで歯みがきへの不安を和らげてあげましょう。

鏡を使うことが難しい場合は、「次は上の歯をみがくよ」など声がけをしてあげるのも効果的かもしれませんね。

ポイント③笑顔で歯みがきをする

歯みがき中に怒られた経験などから、歯みがきがイヤになってしまったお子さんもいるのではないかと思います。

歯みがきをイヤがった際に怒られたり体を抑えられたりしたことで、さらに歯みがきがイヤになってしまい、悪循環に陥ってしまうパターンです。

このパターンを避けるには、なるべく笑顔で歯みがきをしてあげることが大事です。

笑顔で歯みがきをすることで、『歯みがき=怒られる』のイメージが払拭されれば、歯みがきをすんなりしてくれる確率が上がること間違いなしです。

以上の3つのポイントを意識することで、日ごろの歯みがきをスムーズに進められるのではないかと思います。

ですが、これらの方法をうまく活用しようとしても全部一気に始めるのは難しいということもありますよね。

そこで、これらのポイントを全て押さえられるおススメのアイテムをご紹介いたします!!

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