「ねんきん定期便」に将来の年金額は「月11万」とありました。このままだと「老後破産」してしまうのでしょうか…?

毎年郵便で届くねんきん定期便。届いて中身を確認すると、考えていたよりも年金が少ないため驚いた人もいるのではないでしょうか。将来の年金が11万円くらいだと本当に生活できるのかと不安に感じてしまうかもしれません。
 
今回は、ねんきん定期便に将来の年金が月11万と書いてある場合に、老後破産してしまうのかなどを解説します。

ねんきん定期便とは

ねんきん定期便は、年金に関する情報をわかりやすい形で知らせるために郵便で送られてくるものです。具体的には、保険料納付の実績や将来の年金給付に関することが書かれています。誕生月の2ヶ月前に作成され、送付される時期は毎年の誕生月です。ただし、1日生まれの人は、誕生月の3ヶ月前に作られるため、誕生月の前月に届きます。

 

ねんきん定期便は、年齢によって通知内容や送付形式が異なります。例えば、35歳と45歳以外の50歳未満はハガキで保険料納付額や年金加入期間などが通知されます。一方、35歳や45歳、59歳に該当する人は、ハガキではなく封書で通知が届きます。

 

ねんきん定期便が送られてきたときは、記載されている記録の内容をきちんと確認しましょう。年金加入記録をチェックして、何か間違っているときは、年金加入記録回答票に必要事項をまず記入します。そして、返信用封筒で返送するか近くの年金事務所に提出してください。

 

65歳以上単身世帯の平均支出はいくら

家計調査報告のデータによると、65歳以上の単身無職世帯について消費支出は13万3146円です。

 

ただし、このデータは持ち家の場合も含まれています。したがって、賃貸の場合には住居費が高くなりこの金額より多くなります。なお、内訳は、食費が27.5%、水道光熱費が9.7%とかなりの割合を占めています。

 

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