気づかなくてごめん… 一番大好きだった習い事なのに突然の『登園拒否』…その理由とは

気づかなくてごめん… 一番大好きだった習い事なのに突然の『登園拒否』…その理由とは

5月も終盤ですが、
我が家の息子にもついに『登園拒否』の波がやってきました!

登園、といっても幼稚園では無く「習い事」の方ですが、
これまで一度も幼稚園はもちろん、習い事も行くのが楽しみなタイプで、
息子は『登園拒否』とは無縁なのかな?
と思っていたのです。

息子は現在幼稚園の後や週末に6つ習い事をしています。

元々好奇心旺盛なのと、食べるより遊ぶ方が好きで、
習い事は幼稚園後の日替わりのお楽しみ状態です。

毎晩寝る前に「明日幼稚園の後の習い事は何??」と聞いてくるくらい、
日々楽しんでいて、親としては習い事のゴールをどこに設けるか、
で悩むだけでした。

・・・それがある習い事のみ、突然『登園拒否』!!

ビックリです。

GW、ミッドタウンのこいのぼり

4月、『登園拒否』の兆候

4月入って少ししてから兆候はありました。
ちょっと特殊な習い事で、未就学児のみのお教室で縦割り活動も多く、
3時間預かりでお勉強とスポーツの時間があり、
幼稚園のように教育施設として週5日通いの子も居るし、
息子のように好きな曜日だけ習い事として通う子もいるのです。

そしてその習い事はユニフォームを着用するのですが、
まず幼稚園後にそちらに着替えるのを拒否。

なのに私がうっかりユニフォームを持って行き忘れた日はお教室の前でグズグズして、
「ユニフォーム無いなら帰る!」と大騒ぎ。

またある日は私がうっかり内履きを忘れたら、、、以下省略。
↑私がうっかり過ぎるってのもあるけど。

先生方にはご迷惑をお掛けして申し訳ないと平謝り。
それでも大好きな先生に抱っこされながら何とかお教室へ入り。
入ってしまうとお迎えの時には普段通り楽しんでいました、とご報告を受ける。。。

そんな事を何回か繰り返して、以前にお休みした時の振り替え分の消化で
週2回通う事が何度かあったら、
ついにお教室に到着しても自転車から降りなくなりました。

自転車のチャイルドシートから何が何でも降りない!
と、大騒ぎの息子。

やっとここで私も「あ、これが世に言う登園拒否ってやつだ」と気が付いた次第です。
今まで、この習い事も大好きで、毎日行きたい!と言うほどの一番のお気に入りだったのに。
その固定概念があったので、『登園拒否』だと気が付くのが遅くなりました。

自転車のチャイルドシートに乗ったままの息子と向き合って、じっくり話を聞くことに。

・嫌なことがあるのか?
・算数のお勉強が嫌なのか?
・スポーツの時間が嫌なのか?
・先生やお友達に嫌なことをされたのか?
・この習い事が嫌いになったのか?

、、、全ての質問に「違う」と泣きながら答える息子。

「お話し聞くから、お口で話してごらん?」
と何度話したことか。。。
なだめすかして、怒ってみて、辞めるよ!と脅してみて、帰ったら好きなアニメ見て良いよ、と餌で釣ってみて、、、
あの手この手。
お教室の前に着いてからひと悶着する事40分前後、という日も3回ほどありました。。。

それでもなかなか真相を語らず、「家に帰りたい」としくしく泣く息子。
ただ「寂しい、行きたくない」と。

とりあえず抱っこで習い事へ連れて行き、
先生に事情を説明。
思い当たる事が無いか聞いてみました。

寂しい気持ち・・・

『登園拒否』の原因が判明

その日は先生と話しても先生も分からないとの事でしたが、
あんなに大好きだった習い事へ行くのが寂しい、というのが気になった私。

先生に確認してみると、年中時まで一緒のクラスだった男の子が年長さんだったので
3月で卒業し小学生になって退園したのだとか。
息子と同じ曜日で通いの子は今息子のみで誰も居ないのだとか。

そこで4月からお勉強の時間は先生と息子のみ、
スポーツは通いの子と一緒だったり、そうじゃない時もあったり。
という事でした。

息子にその事を確認するとやはりそれが嫌だったようで、
3月まで約1年仲良しだった子が居なくなりつまらないし、寂しいという旨を確認。

お友達が欲しかったんですね・・・

先生にそれをお伝えし、改善策を考えて頂きました。
新しい預かりのメンバーが増えるまでの対策として、
午後のカリキュラムが自由の子から有志を募り、
息子と一緒にお勉強やスポーツをやってくれる子が二人ほど見つかりました。
今はその子たちと仲良くなろう作戦を決行中!

まさかのお友達が居なくて寂しい、という理由で『登園拒否』が起きるとは想像もしておらず。
幼稚園でもまだまだお友達と上手にコミュニケ―ションを取って遊べず、
一人遊びをすることも多い息子。

でもきっとこの習い事の時は『お友達と一緒に』という感覚があって、
それが失われたことが受け入れられなかったのでしょう。

ちなみに他の習い事ではそのような事はありません。
学年ごとにたくさんの子が居たりするので寂しさは無いのでしょう。

幼稚園も毎日登園を楽しみにしています。
風邪でお休みする時はガッカリして早く治して行きたがるほど。

今回5歳にして、初めての『登園拒否』でしたが
理由を確認すると何だかこれも成長だなぁ、と思ったり。

お友達がいない事が寂しい、という感覚に到達したのか!
と、ちょっぴり嬉しい母。

今はお友達作戦3回目でまだちょっと予断を許さない状況、というか
やっぱり行く直前はちょっぴりぐずっています。
でも大好きな先生の顔を見たり、お友達においで!と言われると
スッと中に入る息子。

そして行ってしまえばそれなりに楽しんで帰ってくるようです。
通いの子たちとの距離感が近くなって、お友達が増えたらすんなり行けるようになるかな?
もうしばらく様子見ですね。

『楽しい事』が大好き!

<あんふぁんメイト 山口都>

夫・長男(幼稚園年長)
幼児向けアート、工作、イベントやおでかけ大好き◎好奇心旺盛な息子はチャレンジ好き

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あんふぁんWeb
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全国の幼稚園にお届けするフリーマガジン・あんふぁんの公式サイト「あんふぁんWeb」は、園児ママのための子育て情報サイト。「心がふっと軽くなる! ママ発信の子育て共感メディア」をコンセプトに、自身の実体験やクチコミなど、子育てに役立つ情報をお届けしています。
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