子供たちに人気のLaQ(ラキュー)とは?子供がハマる知育おもちゃLaQの魅力と創作例をご紹介

知育おもちゃというと、小さな子供に大人が「これで遊ぼう」と働きかけ、教えて遊ばせるパターンが多くみられます。しかし、こちらの記事で紹介する日本生まれの「LaQ(ラキュー)」は、子供が積極的に取り組んで、夢中になってしまう知育おもちゃです。一見難しそうに見える細かいパーツの組み立ても、慣れてしまえば「こんなのも創ったの?」と驚かされます。遊びを通じて子供の独創性や創造力(想像力)を育てたいという方、必見です。

取り入れる保育園・幼稚園多数!知育おもちゃ・LaQ(ラキュー)とは

 

この投稿をInstagramで見る

 

華加(@hanaka0324)がシェアした投稿

 

保育園や幼稚園で人気のおもちゃにブロックが挙げられますが、こちらでご紹介する「LaQ(ラキュー)」はそのブロックをさらに進化させた知育おもちゃです。近年、多くの保育園や幼稚園で取り入れられ、子供の表現力や創造性を育む効果のあるLaQ(ラキュー)とはいったいどのようなおもちゃなのか、早速解説していきます。

日本生まれの知育ブロック・LaQを知る

 

この投稿をInstagramで見る

 

LaQハカセイエロー(@laqhakase_yellow)がシェアした投稿

 

奈良県吉野に本社を持つヨシリツ株式会社で誕生した「LaQ(ラキュー)」は、元はおもちゃではなくプラスチックパーツを組み合わせて作る小物入れを想定していました。幾度も試作を重ねていく中で現在の形となり、1994年にLaQはおもちゃとして販売開始されました。ただ当初はテレビゲーム人気に押され、なかなか子供たちの手に届けることが難しかったようです。

 

 

ある日商品の取り扱い委託した書店にて商品が1週間で完売。それ以降、書店や玩具店など全国3500以上の店舗で販売され、保育園や幼稚園、学童保育といった子供たちが集まる機関でも取り入れられています。さらに、LaQは現在約28ヶ国で販売され、海外で数々のおもちゃアワードを受賞しています。

なぜLaQは子供達に人気なのか

 

国内外の子供たちから支持を集めているLaQですが、子供たちに人気の理由は何でしょうか。

くらマグ編集者の子供たちもLaQが大好きですが、様々な知育おもちゃがある中で幼児から小学生まで幅広い年齢の子供たちを夢中にさせる理由として以下のような理由が挙げられています。

 

1:いろんな色があって可愛い

LaQでは13色のパーツを取り扱っています。子供たちはいろんな色があって可愛いと楽しんでいますが、実は色彩感覚を養うという効果もあるんです。

 

2:好きなものを思ったように作れる

ブロックでは表現しきれない立体を表現できるのがLaQの魅力の一つです。何と何を組み合わせたら想像している形になるのかという創造力と、そこにたどり着くまでの思考力が自然と身についていきます。

 

3:難しいものに挑戦することが楽しい

これ作れるかなと難しそうに思えるものも、付属の説明書(創作ガイド)を読み進めて自分なりに作り上げて行くことに達成感を感じるという声も多くありました。これは挑戦する姿勢と、粘り強い姿勢を育むことに繋がります。

LaQはどこで買える?公式オンラインショップはあるの?

先に述べたように、LaQは書店や玩具店を中心とした実店舗での購入となっており、現在公式オンラインショップは開設されていません。取り扱い店舗については公式HPの店舗検索を参考にしてください。

公式HP

 

現代教育のベース「STEAM教育」とLaQの関係

 

LaQは近年の教育現場の指針となっている「STEAM教育」にも関係しています。STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Fngineering)、芸術(Art)、数学(Mathmatics)の5つの分野を通じて論理的思考や創造性を育む教育アプローチです。このような現代教育の指針に通じるLaQを通じて、以下の点が育まれていきます。

 

論理的・数学的思考
平面以外に多面体、立体を作る過程で「何をどのようにしたらこうなるか」という思考が自然と働くようになります。

表現力・創造性
こんなものを作りたいと「想像」し、手を使って「創造」することで表現力と創造性が身に付きます。また、カラフルな色を組み合わせていくことで色彩感覚も発達にも影響します。

コミュニケーション能力
1人で作るだけでなく、友達など周囲と教え合って創り上げたり、協力して1つのものを創ったりする中でコミュニケーション能力を高めることができます。

集中力・達成感
LaQは基本パーツとジョイントパーツをはめる際、カチッと音が鳴ります。この「はまった感覚」を音と手の感触で感じることは子供たちの創造意欲に刺激となり、自然と集中するようになります。そして出来上がったときの達成感を得ることが、また新しい創作意欲に繋がることになります。

くらマグ編集者の子供がLaQ(ラキュー)に夢中になった結果

 

くらマグ編集者の子供たちも保育園の頃からLaQが大好きで、自宅でも購入し毎日遊んでいます。LaQで遊ぶようになり、子供に以下のような変化がありました。

 

1:集中力が高まった

2:LaQ以外の遊びや勉強でも粘り強くなった

3:お互いに教え合って、協力するようになった

4:LaQでの創作以外のシーンでも「できない」と言わなくなった。

 

まずは想像して、作ってみる。納得いかなかったら思考錯誤して納得いくまでやる。これが幼少期に身に付いたのは大きな収穫ではないかと子供の変化を見て感じています。

関連記事: