田原俊彦、ジャニー氏と過ごした合宿所を「快適」と強調する意図とは?


トシちゃんなりのメッセージ?(C)サイゾーウーマン

 ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題が取り沙汰される中、元ジャニーズの歌手・田原俊彦が自身のYouTubeチャンネル「田原トシちゃんねる!」を更新。デビュー当時の合宿所生活を好意的に振り返る内容だったため、一部視聴者から「なぜこのタイミング?」と困惑の声が上がっている。

 5月26日に投稿された動画「【ジャニーズ合宿所の間取り紹介】トシちゃんパンイチで大ピンチ!?飛び降り事件/拉致監禁!?超大物俳優が襲撃/ジャニーズの給料事情とは【スターの華麗なる住宅遍歴】」にて、田原はホワイトボードに部屋の間取りを描きながら、デビュー当時の生活について説明。

 それによれば、田原は1978年当時、「東京の飯倉片町」(現在の港区麻布)に位置していた「ジャニーズの寮」と称するジャニー氏の自宅で、後に“たのきんトリオ”として活躍する近藤真彦、野村義男とともに2年程度住んでいたそう。

 その後、81年にジャニー氏が原宿に自宅を移したため、タレントも一緒に引っ越すことに。田原にはジャニー氏の隣の部屋が与えられ、「20畳くらいあった」とか。田原のほかに、少年隊や男闘呼組が暮らす部屋もあり、広いリビングでワイワイ盛り上がっていたそうだ。

 さらに、ここで同居生活を送るタレントは、デビュー後にそれぞれ「出ていく」そうだが、田原は「6年くらい住んでたんですよ。一番長く住んだ」のだとか。

 当時のジャニー氏は「そろそろ出て行かない? トシ」「マッチも出てったぞ?」と出て行ってほしそうにしていたというが、長く居座った理由を「(自分の芸能歴が)ナンバーワンですから。僕が中心に食事も回るし、お風呂も一番(最初に入れる)」「こんなでっかい部屋をもらって、おいしいもの食べれて、洗濯はしてくれるわ、もう快適!」と笑顔で語った。

 動画では、このほかにも合宿所での面白エピソードを複数披露していた田原。「原宿の合宿所」と聞くと、最近ではジャニー氏がジャニーズJr.たちに性的行為を行っていた現場というイメージが広まっているが、田原の動画は、そんな負の印象を払拭したいという意図も感じさせる。

 また、同動画のコメント欄では、「今、合宿所は悪魔の巣窟だったような言われ方をしてますが、楽しい時間だったと話してくれてありがとうございます」「トシちゃんは本当に明るいし、プロ意識が高い。こんな時でも、現役ジャニーズのファンの気持ちを明るくしてくれる」と感謝の声が続出。

 一方で、「性被害に苦しんでいた人がいるのに、この話で何を伝えたかったのか……。この動画から何を思えばいいのだろう」と困惑する視聴者や、「トシちゃん、声上げて! もっとベテラン勢に声を上げてほしい」と性加害問題に踏み込むべきだと訴える書き込みも見られる。

 なお、今年1月より始動した同チャンネルは、チャンネル登録者数3.87万人(今月30日時点、以下同)。12日公開の田原がおにぎりを握る企画は2.4万回再生、19日公開の性格診断企画は1.6万回再生に留まっているが、今回、ジャニーズの合宿所について語った動画は27万回再生を記録しており、やはり世間の注目度は高そうだ。

 田原自身は性加害問題については触れていないものの、視聴者からさまざまな反響があった今回の動画。なぜこのタイミングで合宿所について語ったかは不明だが、今後、田原がどのような動画を配信していくのか、注視していきたい。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

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