結婚してから、妻の機嫌が悪くなる日が多々ありました。なにか悪いことをしてしまったかなと悩みましたが、本人に直接聞ける雰囲気でもなく……。
結婚してから気づいた妻のある一面
結婚してから、だいたい2日に1日は僕が仕事から帰ってくると妻が不機嫌になっていました。「なにかしちゃったかな」と気まずい気持ちでいっぱいでしたが、本人に直接「どうして機嫌が悪いの?」と聞くと逆効果になりそうな雰囲気だったので、最初の3カ月は何も聞かないままやり過ごしていました。
しかし、一緒に暮らしていくにつれ、だんだんと自分と妻の間に価値観の違いがあることに気づきます。決定的に違ったのは清潔感です。妻は僕が想像していたよりもきれい好きでした。
僕はもともとズボラな性格で、ひとり暮らしをしていたころは床にカビを生やしたり、キッチンから異臭を放つほど汚してしまったり、掃除が苦手でした。しかし、妻は潔癖症と言ってもいいほどきれい好きで、少しの汚れでもとても気になるようです。一方で僕は、日頃から洗面所やトイレを汚してそのままにしていることがあり、それが原因かもしれないと考えました。
夫婦関係を円満に保つために必要なこと
ひとつ気になったのは、妻が2日に1回の頻度で不機嫌になっていること。そこで、自分の生活習慣を振り返ってみるとトイレの汚れが原因だと気づきました。実を言うと、僕は便秘気味で便通があるのは2日に1度。早速、自分が用を足したあとの便器を見ると汚れがひどいことを自覚しました。
その日は用を足した後に自分でトイレ掃除をして出勤。仕事から帰り、妻の様子を確認すると不機嫌ではありませんでした。これが妻の不機嫌の原因だったのかと確信し、そこからはトイレを使う際は気をつけています。
妻もきっと結婚したばかりで「もっときれいに使ってほしい」と怒れずに苦しんでいたのではないかと思います。自分にとっては些細なことでも、無自覚さが夫婦関係にこうも影響を与えるのかと気づかされた一件です。
僕は、妻と結婚してから3カ月経ってようやくお互いの価値観の違いに気づきました。最初は不機嫌な妻に困惑していましたが、自分の気づかいのなさが原因とわかり改善できてよかったです。どんなに親しい間柄でも、ちょっとした気づかいのあるなしが関係を左右することがわかりました。
著者/作田啓司
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