バッグや帽子は「見える化」が◎! プロが教える「片付かない」原因&小物収納のポイント

連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。

 お家まるごと片付け企画の6回目は、子ども部屋の完結編です。増え続ける子どもの雑貨、本、バッグ、帽子を「見える化できる収納」に変えていきましょう!


「飾る収納」を作るほど、散らかりにくい!(C)maki_organize

 荷物が片付かないとお悩みなら、「腰より上」に収納を作ると◎。低予算の「カラーボックス」と「フック」を使います。まずは【Before】写真から、散らかるNGポイントを説明します。

【Before】荷物を置く場所がバラバラで、探し物が多い


モノの住所がないと、アチコチに置きっぱなし……(C)maki_organize

 荷物の「床に直置き」「テーブル上に置きっぱなし」が目立ちますよね。この状態だと、片付けてもリバウンドを繰り返すだけ……。問題の解決策は、モノを減らして「戻しやすい場所を作る」こと。平たく置かずに「腰より上」の高い場所にモノの住所を作ると、見えやすいので散らかりにくくなります。


机の上と下に荷物が増える……(C)maki_organize

 デスク上ほど、モノを無造作に置きやすい高さはありません。写真の折りたたみ机は季節の飾りモノを置く用なので、ベッド下へ隠しました。ほか、食卓テーブルなら、トレーを用意してモノを置く枠を作る。チェストなら、飾りモノで彩るなどして「チョイ置き習慣」を避ける仕組みに直します。

 モノの住所を高くした【After】と比較してみましょう!

【After】すべての小物を「見える化収納」にチェンジ!


帰宅後、元の場所へ戻しやすいのが大事(C)maki_organize

 床への直置きをやめて「腰より上」に、モノの住所を作った【After】です。使ったモノを戻すなら、少し高めの位置にあるとスムーズです。今回は、別の部屋に置いてあった「カラーボックス」を使いました。カラボなら低予算で済みますし、重ねて高さを出すこともできます。バッグと帽子は、フックを使って「吊り収納」でまとめました。

 では、改善ポイントを解説していきます。


カラーボックスを活用(C)maki_organize

 小物と本の整理は、奥行き30cm未満のカラーボックスが◎です。和室に置いてあったカラボを移動して、本棚と小物置き場にしました。

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