「アレルギーなんて好ききらいと同じ! 」義母の問題発言が招いた最悪の結末

「アレルギーなんて好ききらいと同じ! 」義母の問題発言が招いた最悪の結末

「そんなに食べさせたいのなら、好きなだけ食べさせればいいよ」

「アレルギーなんて甘えなのよ。好ききらいと同じ! 好ききらいのない元気な子に育ってほしいの!」


アレルギーと好ききらいの区別がつかないなんて! 言葉を失うパニ子。


苦しんでいる息子を見ても反省の姿勢を見せないタカヤや義母を前に、はらわたが煮え繰り返る思いで立ち尽くしていました。


「そんなに食べさせたいのなら、好きなだけ食べさせればいいよ」

ついには、義実家で唯一常識人だと思っていた義父までも、義母を擁護し始めたのです。

無責任な行いがすべてを失う結果に……

アレルギーで息子は命を落としてしまうかもしれないのに……。頭が真っ白になったパニ子の前で、義父は話を続けます。


「好きなだけ食べさせればいい。ただし、もう二度とハヤトには会えなくなるかもしれないがね。ハヤトにとって卵は毒物と同じ。それを与えたがる母さんは、ハヤトに会えなくなってもいいと思っているということだね」

義母を擁護したと思いきや、義父はアレルギーをしっかり理解していたのです。義母はというと、ぐうの音もでない様子。


「これ以上ハヤトを危険に晒すわけにはいかない。私は会社を辞めてして田舎に引っ越そうと思う。田舎で静かな暮らしがしたいから、母さんとは離婚を考えている」

義父の話はまさかの急展開に。無知で無責任な義母は、義父と義父の収入と、都会での裕福な暮らしを失うことになったのでした。


ちなみに、無責任な振る舞いをしたタカヤとは離婚。パニ子は、かわいい孫のためにと義父からの財産分与を受け、ハヤトと安心な日々を送ることになりました。


アレルギーは決して好き嫌いではありません。アレルギーのある子どもにアレルゲンを与えるということは、一歩間違えると本当に危険な行為です。まだまだ理解の浅い、アレルギー。今後もっと理解が深まることを願います。

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著者:ライター パニコレ

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