ジンギスカンのカロリーは低い?ヘルシーに食べるコツを伝授

ジンギスカンのカロリーは低い?ヘルシーに食べるコツを伝授

ラム肉と野菜を、特徴的な鉄板で焼いていただくジンギスカン。そのカロリーや脂質量が気になりませんか?この記事では、ジンギスカンのカロリー・脂質量などをほかの肉類と比べながらご紹介します。管理栄養士が教える太りにくい食べ方も必見です。

ジンギスカン(1人前)のカロリー・糖質・脂質量

肉の量やラム肉の部位によっても差がありますが、ジンギスカン1人前のカロリーは、約299kcalです。糖質量は8.9gとさほど多くありませんが、脂質量が24.3gとやや多め。

中央が盛り上がったジンギスカン用の鍋で焼くことで、脂を落としながら食べることができます。(※2)

ラム肉のみだと

ラム肉の薄切り1枚(30g)のカロリーは49kcal、脂質量は3.6gです。糖質量が少なく、脂質とたんぱく質の割合が多いのが特徴です。

1人前(4枚)だと、約200kcal、脂質量は約15g程度。ジンギスカンを食べる際は付け合わせのご飯や野菜と一緒に食べることが多いので、白飯の食べ過ぎによるカロリー過多には注意してくださいね。

ほかの肉と比べると

ラム肉とほかの肉のカロリー・脂質量を100gあたりで比較してみましょう。

ラム肉の部位のうち、「もも」の脂質量がもっとも少なく、低カロリーです。このなかで一番脂質量の少ない鶏肉(むね)に次いで低脂質・低カロリーであるといえます。

一方、ラム肉の部位のうちもっともカロリー・脂質量ともに多いのが「ロース」です。ほかの肉と比べても、このなかで一番高カロリー・高脂質であることが分かります。


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【よくある質問】

Q. ジンギスカン(ラム肉)は太りにくい?

A: 部位によってカロリー・脂質量に大きな違いがあるため一概には言えませんが、ダイエット中は脂質量の少ない「もも」を選ぶといいでしょう。

もちろん、どの部位であっても食べ過ぎによって摂取カロリーが消費カロリーを上回ると肥満につながります。ジンギスカンを食べる際は、満腹感を与えてくれる野菜をたっぷり添えると良いですよ。(※4,5,6,15,16)


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Q. 糖質制限中に食べても平気?

A:ラム肉は糖質制限中にもおすすめです。ただし、一緒に食べるご飯の量やタレのつけすぎには注意が必要です。

糖質制限中は1食当たりの糖質量を20~40gに収めることが目安とされています。ジンギスカン1人前(ラム肉4〜5枚・野菜盛り合わせ)の糖質量は約8.9g。白飯軽く1膳(130g)の糖質量は46.3gなので、ご飯と一緒にジンギスカンを食べると糖質オーバーになってしまします。(※1,17,18,19)

Q. ダイエット中の上手な食べ方は?

A:脂質の多い「ロース」の量を減らし、脂質の少ない「もも」や「かた」の部位を積極的に取り入れると良いですよ。

また、野菜から食べはじめることで食後血糖値の上昇を抑えることができます。付け合わせの野菜を増やして、ご飯の量を少なめにすることもポイントです。(※4,5,6,20)


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