北海道土産といえば？

たとえば、宮城県の「萩の月」、東京都の「東京ばな奈」、静岡県の「うなぎパイ」、三重県の「赤福」、京都府の「おたべ」、広島県の「もみじまんじゅう」、沖縄県の「ちんすこう」などのように、日本各地にはそれぞれ有名なお菓子がありますよね。

みなさんは、北海道のお土産といえば何を思い浮かべますか？　「白い恋人」や「マルセイバターサンド」、「じゃがポックル」、「ポテトチップチョコレート（ロイズ）」などが出てくるのではないでしょうか。

しっとりとした生チョコサブレ

北海道土産は前述以外にもいろんな種類がありますが、今回ピックアップするのは、丘の上の菓子工房「ザ・さんくろうど」のお菓子職人が想いを込めて焼きあげたといわれている「蔵生」です。

「蔵生」とは、北海道産小麦粉とビートグラニュー糖を100％使用した、しっとりとした味わいとなめらかな食感の自然な風味の生チョコサブレのこと。

「蔵生　黒」は、ソフトなビター生チョコを包み、「蔵生　白」はホワイト生チョコのやさしさをプラスしたマイルドな風味に仕立ててあるそう。

一般的なサブレは、サクサクとした食感でどちらかといえばパサパサと乾燥しているのが特長のひとつ。しかし、「蔵生」は前述のとおり、とてもしっとりとしたくちあたりで、サブレ自体もとても柔らかくて、一般的なサブレとはまったく異なる味わいです。

筆者は黒と白、両方とも食べたのですが、個人的には白のホワイト生チョコのやさしい甘みがとくに好みでした。

ちなみに、北海道に行かなくても、「ロバ菓子司オンラインショップ」というウェブサイトでも購入可能。とってもおいしいので、気になる方はお取り寄せしてみてはいかが？
（文・奈古善晴／オルメカ）