毎月2万円を積立投資して1000万円を上回るのは何年後? どんな金融商品に投資する?

「1000万円を貯める」というのが資産運用のひとつの大きな目標ですね。
 
今回は、毎月2万円でコツコツと積立投資すると1000万円を上回るのは何年後になるのかを確認するとともに、お勧めの積立投資方法についても解説します。

毎月2万円を投資するとどうなる?

(1)毎月2万円を投資するためにすること

まずは、現在の収入から毎月2万円を捻出し、投資にまわす必要があります。しかし、2万円を捻出することが難しいという人は、収入を増やすか、支出を減らす必要があります。

 

収入を増やす方法として、現在の勤め先の給与を増やすことができれば良いのですが、すぐに増やすことができない場合は、副業をする、配偶者に働いてもらうなどが候補に挙がります。

 

支出を減らすためには、生活費の節約する必要があるでしょう。節約効果が高いのは、固定費、すなわち住居費、光熱費、保険料、通信費、定額サービス費(サブスクリプション費)など、定期的かつ一定の金額を支払う必要のある費用の削減を行うのが効果的です。

 

(2)何年後に1000万円になる?

毎月2万円を積み立てたができたとして、何年後に1000万円になるのでしょうか?

 

たとえば、メガバンクの定期預金を活用すると現在の金利は低く、仮に0.002%で変化しなかった場合、1000万円に到達するには、積立期間は41年8ヶ月必要となり、気が遠くなります。やはり、ある程度の金利が見込まれる金融商品で複利運用するのが早道です。

 

表1に毎月2万円を積立投資した場合の運用結果をシミュレーションしてみました。当然ですが、金利が低ければ長い期間がかかり、金利が高ければ短い期間ですみます。

 

 

どんな金融商品で運用するか?

1000万円に早く到達するには、高い金利が見込まれる商品に投資すればよいのは自明ですが、一方でリスクを伴います。リスクをある程度抑えつつ、コツコツと投資するには、税制面で優遇されているつみたてNISAやiDeCoを活用することをお勧めします。

 

ただし、NISAやiDeCoで取り扱っている多くの投資対象商品は、投資信託などの価格変動のある金融商品ですので、個別のリスクについては十分ご確認ください。

 

(1)つみたてNISA

つみたてNISAは、少額から長期・積み立て・分散投資を支援するための非課税制度ですので、2万円をコツコツと積立投資するにはうってつけの制度です。

 

2023年までは、年間投資上限額が40万円で、非課税保有限度額が800万円、非課税保有期間が20年であったものが、2024年からは、年間投資上限額が120万円で、非課税保有限度額が成長投資枠と合わせて1800万円、非課税保有期間が無限と制度が拡充されますので、ぜひ活用してみましょう。

 

(2)iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)

iDeCoとは、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金制度で、掛け金、運用益、そして給付を受け取るときに税制上の優遇措置を受けることができます。2022年4月1日より受給開始時期の上限が70歳から75歳へと拡大され、2022年5月1日からは加入できる年齢要件なども拡大されています。

 

ただし、iDeCoの場合は、60歳になるまで、原則として運用している資産を引き出すことができませんので、より豊かな老後生活を送るための資産形成方法として活用すると良いでしょう。

 

多額の貯金はすぐに作れるものではありません。時間を味方につけて、地道に資産運用を続けましょう。

 

出典

金融庁 資産運用シミュレーション

金融庁 つみたてNISAの概要

金融庁 新しいNISA

iDeco公式サイト 2022年の制度改正について

iDeco公式サイト iDeCo(イデコ)の特徴

 

執筆者:堀江佳久

ファイナンシャル・プランナー

 

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