
会場には発達障がいの子を持つ母親を含めた約80人が来場。ニューヨーク在住中の8歳の時にADDの診断を受けたという栗原は「読んでいただいた皆さんの“得”になる本にしたいと思いました。とくに発達障がいの当事者、お子様を持つ親御さんには、僕の過去の体験やミス、生き方を1つの参考やアイデアにしてほしい」とコメントした。
トークではアメリカと日本の発達障がいにおける認識や教育環境の違い、時に学校側と闘い彼を支え続けた母への想い、学校生活で体感した葛藤などについて話した栗原。「もしも早めに診断されなかったら、今、僕はここにいないと思います。僕と母は親子ともに発達障がいで、母はADHD(注意欠陥・多動性障がい)。でも親子でその事実を受け止め、母が先生方の理解を得るために、時として闘ってくれたことが大きかったですね」と、母とのエピソードを語った。ちなみに、栗原は中学生になっても靴ひもが結べなかったが、母はそんな彼を怒らずに優しく見守っていたという。
ADDの特徴でもある衝動性を抑え、苦手なコミュニケーション能力を克服し、俳優として1歩1歩成長してきた栗原。人の感情を読むことが苦手でもあり、これまでドラキュラやエスパーなど非人間的な役を演じることが多かった彼だが、今秋公開される映画『インターン!』で初めて普通の大学生役を演じる。
(取材・文/池野フナ子)

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