つるっとした喉越しと風味が美味しい蕎麦は暑い時期にぴったり。でもざるそばやかけそばなど、食べ方がワンパターンになってしまっていませんか?
この記事ではより蕎麦を楽しむ簡単アレンジレシピをご紹介します。また、蕎麦を美味しく茹でるコツなども合わせて解説するので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
蕎麦のおすすめアレンジレシピ6選
蕎麦は具材や調味料を工夫するだけで色んな食べ方を楽しめます。ここからはおすすめのアレンジレシピをご紹介します。
冷製トマトバジル蕎麦
和×イタリアンという珍しい組み合わせの蕎麦。オリーブオイルがプラスされることでめんつゆによりコクが出ます。レモンの爽やかな酸味がアクセントになり、さっぱりといただけます。
<材料:2人分>
蕎麦:2人分
トマト:2個
バジル:数枚
オリーブオイル:適量
レモン:1/2個
めんつゆ:適量
塩: 適量
こしょう:適量
<作り方>
(下ごしらえ)
・鍋にそばをゆでるお湯を沸かしておく 。
1.ボウルに1㎝角にカットしたトマト、オリーブオイル、レモン汁、塩、 ちぎったバジル、めんつゆを入れて混ぜておく 。
2.蕎麦をパッケージの表記に従って茹で、冷水で締める。
3.2の水を良く切り、1のボウルに移して、よく混ぜ合わせる。
4.塩で調味して、皿に盛る。
さっぱりレモン蕎麦
レモンの酸味と爽やかな香りがアクセントになるレモン蕎麦は、食欲が落ちがちな暑い時期にもさっぱりと食べられるのでおすすめです。ごま油のコクと香ばしさが加わり食欲も増します。
<材料:2人分>
蕎麦:2人分
レモン :1個
(そばつゆ)
a.めんつゆ:大さじ5
a.ごま油:小さじ1
a.水:大さじ1
<作り方>
1.レモンを薄くスライスし、種を取り除く。
2.蕎麦をパッケージの表記に従って2束茹でる。
3.蕎麦を茹でている間に、調味料aを混ぜ合わせておく。
4.器に蕎麦を盛り付け、3で作っためんつゆをかける。
5.スライスしたレモンと、小口ネギを乗せたら完成。
中華風蕎麦サラダ
サラダ感覚でさっぱりと食べられる中華風蕎麦サラダ。一皿で野菜やたんぱく質、炭水化物をバランスよく摂ることができます。お好みの具材でアレンジするのもおすすめです。
<材料:2人分>
蕎麦:1人分
卵:1個
ツナ缶:1缶
かいわれ大根:1/2パック
みょうが:1本
にんじん:20g
(そばつゆ)
a.砂糖:小さじ1/2杯
a.酢:大さじ1と1/2杯
a.めんつゆ(三倍濃縮):大さじ2と1/2杯
a.ごま油:小さじ2杯
(トッピング)
白いりごま:適量
<作り方>
(下ごしらえ)
・事前に蕎麦はパッケージの表記に従って茹でておく。
・にんじんは千切りし、塩(分量外)でもみ、しんなりしたらしっかりと水分を切る。
・かいわれ大根は根元を切り、みょうがは千切りにしておく。
1.ボウルに卵を割りほぐして、ラップを敷いたお皿に流し入れる。そのままラップをせずにレンジ600Wで1分30〜50秒加熱し粗熱を取ったら、細切りにして錦糸卵にする。
※中心から固まってくるので、少しずつずらしながら加熱するときれいな薄焼き卵ができます。
2.ボウルに蕎麦と錦糸卵、ツナ缶、かいわれ大根、みょうが、にんじんを入れる。
3.2にaを入れてよく和える。
4.お皿に盛り、お好みで白いりごまを散らして完成。
韓国風ぶっかけ蕎麦
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コチュジャンのコクのある辛味と蕎麦の風味の相性がばっちりの韓国風ぶっかけ蕎麦。卵黄を添えることでまろやかさが加わり、辛さを和らげます。
<材料:1人分>
・蕎麦:1人分
(そばつゆ)
・a.めんつゆ(2倍濃縮):100㏄
・a.水:30㏄
・a.ごま油:大さじ1/2
・a.コチュジャン:小さじ1
(トッピング)
・薬味ネギ:適量
・韓国海苔ふりかけ:適量
・卵黄:1個
<作り方>
1.蕎麦をパッケージの表記に従って茹で、水気を切っておく。
2.調味料を混ぜ合わせる。
3.蕎麦をお皿に盛り付け、2で混ぜ合わせた調味料をかける。
4.ネギ、韓国海苔ふりかけ、卵黄を乗せて完成。
鶏そば
シンプルな具材で作る鶏そばは、つゆに鶏肉とネギのうまみが染み出た一品です。めんつゆを使わないレシピですが、ひと手間加えた鰹節によって旨味と香りがアップします。
<材料:1人分>
・蕎麦:1人分
・鶏もも肉:90g
・長ネギ:1/2本
・鰹節:3g
・サラダ油:少量
(そばつゆ)
・a.水:320㏄
・a.酒:大さじ1
・a.みりん:大さじ2
・a.醤油:大さじ2
・a.砂糖:小さじ1/3
<作り方>
(下ごしらえ)
・蕎麦を茹でるためのお湯を沸かしておく。
1.長ネギを3、4㎝幅に切る。
2.鶏モモ肉は削ぎ切りにする。
3.鰹節を600wで40秒、レンジで加熱する。加熱した鰹節を手で揉んで粉状にする。
4.フライパンに油(少量)をひき、鶏モモ肉を皮目から焼いていく。
5.同じフライパンにネギを入れ、焼き目を付けるように焼いていく。
6.5に味の素以外のaと3を加える。
7.パッケージの表記に従って蕎麦を茹でる。茹で上がった蕎麦はザルに入れて水でよく締めて、水分を切る。
8.再度加熱した6に茹で上がった蕎麦を入れて、蕎麦が温まったら器に入れて完成。お好みで七味唐辛子やネギを添える。
サバ蕎麦
サバ缶を丸ごと使ったサバ蕎麦は、お財布にも優しい大満足のレシピです。サバ缶はタンパク質と良質な脂質を摂取できるので、栄養面からもおすすめの食材です。
<材料:1人分>
・蕎麦:1人分
(そばつゆ)
・a.サバ缶:1缶
・a.水:200㏄
・a.醤油:大さじ2
・a.砂糖:小さじ1
・a.だしの素:小さ1/2
<作り方>
(下ごしらえ)
・蕎麦をパッケージの表記に従って規定時間で茹でておく。
1.ボウルにaを全て入れる。ラップをして600Wで4分、(500Wで4分50秒)レンジで加熱する。
2.器に茹でた蕎麦を入れ、1のそばつゆを入れる。
3.青ネギを添えて完成。
蕎麦の基本の調理方法
蕎麦はパッケージの表記に従って茹でているという人が多いのではないでしょうか。もちろん、それでも美味しく茹でられるのですが、ちょっとしたコツを取り入れるとさらに美味しく茹でることができます。こちらでは蕎麦を茹でる際のポイントと、蕎麦調理に関する疑問について解説します。
乾麺蕎麦の調理方法のコツ
乾麺の蕎麦を茹でる際のコツとして、以下のようなポイントに注意するとより美味しく茹でられます。
1.噴きこぼれ防止として深めのフライパンを使用する。
2.蕎麦を締める際の冷水は冷たすぎない方が良い。
3.乾麺は水に10分浸ける。
4.ぬめりを取るために茹で上がった蕎麦は水にあげて締める。
蕎麦に関するQ&A
こちらの項目では、蕎麦の調理に関する疑問について答えていきます。意外と知らない人も多い素朴な疑問にも答えているので、蕎麦をより楽しむための参考にしてみてくださいね。
Q1:乾麺と生麵では違いがあるの?
A1.蕎麦には「生蕎麦」、「半生麺」、「乾麺」があります。それらには以下のような特徴があります。
【生蕎麦】
乾麺と比較して水分を多く含む麺を指しています。短時間で茹でられるというメリットがありますが、冷蔵保存が必要で、日持ちが短いと言われています。
ざる蕎麦など、蕎麦の香りを楽しむ食べ方に向いています。
【半生麺】
生蕎麦よりも長く保存できるよう加工されている半生麺は、常温保存もできるので贈答用にも用いられています。
【乾麺】
生麺に比べて保存期間が長く、茹でても伸びにくいので、温かい蕎麦として調理するのに向いています。生麺に比べて蕎麦の風味は少なくなります。
Q2.蕎麦は冷凍すると味が落ちるのか?
A2.蕎麦を冷凍する場合、生麺を加熱前に冷凍する方法と、加熱後の蕎麦を冷凍する方法があります。冷凍保存をすることは可能ですが、冷凍焼けなどによる劣化の心配があるので長期冷凍はおすすめできません。冷凍する際は、以下の点に注意しましょう。
・1食分ずつ食用ラップで包み、冷凍用の保存バッグに入れる。
・1度解凍した蕎麦は再冷凍しない。
・生麺を解凍する場合はそのまま茹でる、茹でた麺を解凍する場合は自然解凍がおすすめです。
配信: くらしマグネット