気軽に行こう山陰の旅!城下町・松江でのんびり茶の湯さんぽ

気軽に行こう山陰の旅!城下町・松江でのんびり茶の湯さんぽ

日々ロケハンに出かけたり、個人的に旅をしたりしているOZの編集部にとっては、毎日が新しい発見や出会いに満ちた小さな旅。ページには載らない裏話やエピソードをお届け。今回はライターNが、島根県松江市で、歴史薫る街を歩きながら、地域に根付く茶の湯文化を体験してきました

2日目は茶の湯文化が生んだあれこれめぐり

茶の湯文化がはぐくんだ和菓子作りを体験

左/この日の先生は松江の老舗和菓子店「彩雲堂」の職人・狩野郁推さん 右上/専用の道具を使って、本格的な和菓子作りを体験できる。1350円、1日2回開催(水定休)、所要時間は約40分 右下/先生のお手本がこちら。内容は半月ペースで替わる 2日目は、10時頃にホテルをチェックアウトして、周辺を散策しがてら、堀川沿いの「カラコロ工房」をめざします。「カラコロ工房」は、1938(昭和13)年に日本銀行松江支店として建てられた建物を利用した施設。館内には当時の金庫などが残されているほか、アクセサリーなどの手作り体験ができる店が並んでいます。 今回はこちらで、「松江の和菓子づくり体験」に挑戦。茶菓子作りも盛んな松江では、今でも多くの和菓子店があります。手ほどきしてくれる先生も、老舗のベテラン職人さん。初めての和菓子作りでしたが、先生のレクチャー通りに進めていくと、順調に形ができていきます。とはいえ、形は不格好。お手本には遠く及びません。それでも、和菓子ができるまでの工程、職人さんの大変さも知ることができて、和菓子がぐっと身近な存在に。作った和菓子2種は、松江の銘菓・若草とともに持ち帰りできます。 >>カラコロ工房「松江の和菓子づくり体験」HP このあとのランチは松江の名物料理でもある“うなぎ”を味わうことに。うなぎはしじみなどと並ぶ宍道湖七珍のひとつで、市内には専門店やうなぎ料理を提供する飲食店がたくさん見られます。その味は、関東地方とは違い、蒸さずに炭火で焼き上げるため、香ばしく、とても柔らか。あまりのおいしさに、ほかの宍道湖七珍を使った郷土料理への興味もむくむくわいてきます。

お気に入りの器を探しに川沿いのセレクトショップへ

上/湯町窯の器は、お皿880円~のほか、湯呑み2200円なども揃う 左下/木のぬくもりが心地いい店内。湯町窯以外にも島根県内の窯元2軒の器を扱う 右下/大橋川に面して立つ 茶の湯文化が息づく松江は、藩の御用窯だった窯元が今も残る焼き物の産地でもあります。抹茶椀などを作り続ける窯元もありますが、受け継がれた技法を活かして、現代の暮らしに合った、モダンでいて普段使いできる陶器を作る窯元も。 そこで向かったのは、この店を開くために埼玉から松江へ移住した佐々木創さんと妻・陽子さんが営む、器と生活道具の店「objects」。かつてテーラーだったという居心地のいい空間に、松江市玉湯町の「湯町窯」の器が並んでいました。県内で産出された粘土や釉薬を使って作陶される器は、黄色、藍色、こげ茶色など色味が濃く、ぽってりとした素朴な雰囲気。一つひとつ手に取ってみたくなる、温もりにあふれています。同じ商品でも少しずつ表情が違って見えて、お気に入り探しに熱が入ってしまいました。 「objects」では、ほかにも県内外の作家が手がけた陶器やガラスなども扱っています。どれも店主のセンスよさを感じさせるステキなものばかり。暮らしを豊かにしてくれる逸品に出会えるはずです。 >>objects HP

茶の湯文化の進化を感じる日本茶カフェで一服

上/あずきムースのまろやかな甘みとアーモンドパイのサクサク感がアクセントの極上お抹茶パフェ~別邸スペシャル~1155円 左下/抹茶の風味とあずきの甘みが絶妙な抹茶玉ぜんざいとほうじ茶のセット770円 右下/店内ではオリジナルの茶葉なども販売 旅の締めくくりは、松江の老舗茶店「千茶荘」が運営する日本茶カフェ「スカラベ別邸」へ。おこもり感のある空間で、抹茶などを使ったスイーツがいただけます。人気は、極上お抹茶パフェ~別邸スペシャル~。アイス、ムース、マカロン、ビスキュイには、石臼で挽いた茶道用の抹茶を使用。香りが高く、抹茶の甘みや苦みもしっかり感じられ、茶の湯文化のDNAが伝わる、本格的な味わいに心が躍ります。 煎茶やほうじ茶といった日本茶もぜひ。それぞれの茶葉の特性に合わせて、湯の温度や蒸らす時間などを調整。ベストな状態で味わえるので、お茶のおいしさを改めて実感できます。「日本茶は和菓子と合わせるイメージがありますが、実は洋スイーツとの相性もいいんです。私たちスタッフも日頃から日本茶+ケーキが定番。パフェと組み合わせるのもおすすめですよ」と店長の渡部りえさん。日本茶の楽しみ方が、いっそう広がりそう。 >>スカラベ別邸HP 松江の旅では、敷居の高さを感じていた茶の湯が身近になり、普段の生活に取り入れてみたくなりました。さらに城下町の風景や宍道湖の夕陽に癒されたり、地域のおいしいものにも和まされたり。日常をリセットして、気持ちがきれいになれた旅は、こころもからだもデトックスした気分に。   この記事の詳細データや読者のコメントはこちら

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