甘えたい夫とベタベタしたくない妻
子どもが生まれた当初は仕事が忙しく、妻子の相手をできなかった投稿主。ですが、仕事が落ち着いてきたタイミングで、「子どもがいない時や子どもが寝た後は、昔のように甘えたりベタベタしたい」と妻に求めたところ、妻は「昔のようにベタベタすることはできない。子どもが生まれると、女性はみんな母親になるので、付き合っている時のようなベタベタした関係はできないし、それが普通」と言われてしまう。自分が正しいのか、妻が正しいのかわからないのでアドバイスを求めていました。
昔のように妻と恋愛関係になりたい夫を支持する人や妻派の人など、様々な意見やアドバイスが寄せられる結果に。詳しくは以下の通り。
【夫に賛成の意見】
・私が貴方の奥様ならとても嬉しく思うでしょう。
・おかしくないと思います。ただ恋人同士のような「ベタベタの恋愛」より、
子どものいる夫婦の「包み込む情愛」の方が大人でステキ。
・私はいいなと思います。私も主人とは10年以上の付き合いになりますがラブラブです。
夫に賛成派は、やはり夫と同じくいつまでも夫婦ラブラブでいたい人たち。ただし、急に恋愛関係に戻るのは難しいので、「家事を手伝う」、「妻へプレゼントを贈る」、「デートに誘ってみる」など、徐々に段階を踏めば、昔の関係を思い出すかも、というアドバイスも。
【妻に賛成の意見】
・奥さんの言うことが正しい。もう少し大人にならないと奥さんが大変。
・うちにも子どもがいますが奥様の気持ちの方を支持します。母親から女性に急に切りかえることができなくなったように思います。
・子どもが生まれて忙しかった時に旦那さんが忙しくなって家事を任せてしまったことがしこりになっているのかも? と思いました。
「女性は子どもが生まれたら、母親になるのでそういう関係には戻ることは難しい」といった意見が多数。また、「一時期家庭をないがしろにしたのに、少し都合がよいのではないか」と夫をとがめる人もいました。
いつまで恋愛感情を持っていてもいいのか、いつからが家族という認識になるのか。二人ともずっと恋愛感情を持っていたら問題はないのかもしれませんが、いつの間にか感情が一方通行になってしまった…。投稿主と同じような経験をしているパパやママも少なくないのではないでしょうか。
女性が母親になると、夫に対する気持ちに変化があることは仕方がないこと、といわれがち。しかし、男性の「妻と恋愛関係でいたい」という気持ちも、妻を愛しているからこその気持ち。仕事で忙しい時に、少しだけでも家事や育児に協力していたら、もう少し違う結果になっていたのかもしれないですね。
(文・山本健太郎/考務店)