2023年は関東大震災から100年。どんなに世の中が便利になって技術が進歩しても、自然災害を完全になくすことはできません。改めて災害への備えを見直したいですね。
ただ、防災グッズは毎日使うものではありません。「ついつい家の奥の方にしまい込んでしまう」「使うかどうかわからないものにお金をかけるのも抵抗がある」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方に知って頂きたいのが「フェーズフリー」という考え方です。「フェーズフリー」とは、日常時と非常時を分けない考え方です。
毎日の生活の中で使えるけれど、いざというときには防災グッズとしても活用できる…そんなアイテムがあれば、災害が起きた際に不便さを感じたり、身の危険を感じたりすることを減らせるかもしれません。
今回は、フェーズフリーをテーマにハンズ新宿店で開催された防災用品ご紹介・お試し体験会に参加し、同店で購入することができるアイテムをご紹介します(商品価格はすべてハンズ新宿店での販売価格)。
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寝袋になるクッション「SONAENOクッション型多機能寝袋」
一つめは「SONAENOクッション型多機能寝袋」(税込12,800円)です。
普段はソファーなどに置いてクッションとして使えますが、広げると寝袋になるというものです。
枕がついていて、大きなフードで目隠しもでき、内側には貴重品ポケットが付いています。避難所などでも安心して使うことができそうです。
このように完全に広げることもできるようになっているので、かけ布団のようにすることもできますし、レジャーシートのように使うこともできます。
災害時はもちろん、急に友人が泊まりに来た時や、キャンプなどでも活躍してくれそうですね。
玄関の腰掛けになる「防災座れる玄関防災バッグ」
二つめは「防災座れる玄関防災バッグ」(税込13,200円)です。
しっかりと災害時用の備蓄をしているという方でも、非常持出袋を押し入れの奥や床下収納などすぐには取り出せない場所に置いてしまっている方も多いと思います。とはいえ、毎日目にする場所に置いておくのも気になりますよね。
「防災座れる玄関防災バッグ」は、災害時にすぐに必要になるものや、持ち出しをする可能性のある水・食料・衛生用品などを入れておくことができます。普段は玄関に置いておけば靴を履く際に使用できる椅子になって便利です。
ひもがついているので、いざというとき背負えばリュックになり、備蓄しているものを持って避難することが可能です。容量は約24ℓあり、約3日分の防災用品を収納することができます。
配信: 防災ニッポン