食べるヤクルト!?「カップ de ヤクルト」が濃厚美味&健康によさそう

第588回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
乳酸菌飲料でおなじみの「ヤクルト」。飲んだことがある人も少なくないのではないでしょうか? ヨーグルトや乳酸菌飲料に入っている乳酸菌。そのなかでもヤクルト独自の乳酸菌「乳酸菌シロタ株」が、ひとカップで10億個も摂取できる“食べるタイプのヤクルト”「カップ de ヤクルト」。株式会社ヤクルト本社より、2016年11月14日から、2017年3月下旬の期間限定で、全国発売されました。どんな商品なのか、乳酸菌シロタ株は、体にどんなメリットをもたらしてくれるのかまとめました。

食べるヤクルト!?「カップ de ヤクルト」が濃厚美味&健康によさそう

スプーンで食べるヤクルト!?

カップ de ヤクルトは、まさに食べるヤクルト。ヤクルトに生クリームを混ぜたことにより、生クリームの濃厚な味わいと、ヤクルトのスッキリとした風味が見事にマッチした商品。女性向けに発売されたということもあり、カップのデザインもピンク色で可愛らしく、1個で100kcalという低カロリーなのも魅力のひとつ。スーパーやコンビニで買うことができます。

「生クリームが入っているので重い感じがするかと思ったが、後味すっきり」、「最初は、ん? って感じだったけど、食べ進めるうちにはまるはまる(笑)クリーミーになったヤクルトって感じ。私の好きなバニラヨーグルトにちょっと似ておった」とSNS上でも高評価。

乳酸菌シロタ株はどう体にいいの?

「乳酸菌が腸にいいのはなんとなくわかる。けど様々な種類の乳酸菌があって、どういう効能があるのかよくわからない」という人も多いはず。では一体乳酸菌シロタ株はどんな特長があるのでしょうか。おもな特長は以下の通り。

・生きたまま腸内に到達しやすい
数々のヨーグルトや乳酸菌飲料がありますが、ヤクルトの乳酸菌シロタ株は、他の乳酸菌に比べ、胃液や胆汁などの消化液に耐え、腸内に生きたまま届きやすいようです。生きたまま腸に届くことにより、腸内の善玉菌を助け、悪玉菌とのバランスを整える、フローラのバランス改善が期待できます。

・食物アレルギーや花粉症、アトピー、気管支喘息を軽くする
花粉症やアトビー、食物アレルギーなどのアレルギー。生活する上で厄介ですよね。そんなアレルギーの原因のひとつになっているのが「IgE」。IgEが体内で過剰に生産されると、ヒスタミンなどの炎症物質が生み出され、アレルギーを引き起こすと言われています。乳酸菌シロタ株は、そのIgEの生産を抑制する効果が強い乳酸菌であることが、実験の結果わかったそうです。

・ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性化
NK細胞が活性化していると、がんの予防効果や風邪やインフルエンザなどの感染症防御効果が高まるのですが、NK細胞の働きが鈍っている人でも、乳酸菌シロタ株を摂取することによってNK細胞が活性化するといった研究結果も出ています。

乳酸菌の効果って偉大ですね。ただし、乳酸菌を摂取したからといって即効性があるわけではなく、時間をかけて腸に働くため、毎日摂取しないと、効果は期待できないのだとか。この冬は、毎日1個カップ de ヤクルトを食べて、体のなかから元気になりませんか?
(文・山本健太郎/考務店)

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日経プレスリリース