エディ・マーフィ(58)に放送映画批評家協会(CCA)から功労賞が贈られることが発表された。エディは、来月2日にロサンゼルスのランドマーク・シアターで開催されるブラックシネマを称える特別式典で同栄誉を受けとる。
このほか、ニア・ロング、ケイシー・シモンズ、キウェテル・イジョフォーらがブラックシネマへの貢献を称えられ、受賞が決定している。
エディは2019年作品『ルディ・レイ・ムーア』で、タイトルとなっているパフォーマーのルディ役が評価され今回の受賞が決まった。一方でニアはアップルTV+配信の『ザ・バンカー』のユニス・ガレット役で、またケイシーはシンシア・エリヴォ主演作『ハリエット』の監督で、さらにキウェテルはネットフリックス映画『風をつかまえた少年』で主演・監督・脚本を手掛けたことが評価され今回の受賞に至っている。
CCAのCEOであるジョーイ・ベルリン氏は声明の中で「コメディやドラマ、カメラの前や後ろとそれぞれの方法で、アフリカ系アメリカ人をテーマとした映画の幅と力、そして大衆文化におけるそれらの重要性を実証しています」と受賞者を称えた。
同式典の司会は映画芸術科学アカデミーの元会長シェリル・ボーン・アイザックスが務める。