2020年3月、舞台『ピサロ』に挑む 宮沢氷魚さんインタビュー

2020年3月、舞台『ピサロ』に挑む 宮沢氷魚さんインタビュー

今年は“芸術の秋”を舞台鑑賞で楽しむのはいかが? 11月7日(木)から上演される舞台『ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~』は、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが作・演出を手がける話題作。「変身」などで知られるフランツ・カフカの未発表長編が舞台化されたら…という予測不可能なストーリー展開に興味を惹かれるばかり。今回はメインキャストのひとりである俳優・瀬戸康史さんに話を聞いてきた。

同作が1985年に「PARCO劇場」で上演された際には、山崎努さんが主演のピサロを、渡辺謙さんがインカの王・アタワルパを演じました。そして、この度、渋谷PARCO建て替えのために休館していた「PARCO劇場」(※)のオープニング・シリーズ第1弾として、来年3月から上演されるのが『ピサロ』です。今回の主演・ピサロは、35年前にアタワルパを演じた渡辺謙さんが、そしてアタワルパ役に抜擢されたのが注目の若手俳優・宮沢氷魚さん。そんな宮沢さんは、出演が決まった時の心境について、こう話します。



“渡辺謙さんと『ピサロ』でご一緒することに不思議な巡り合わせを感じています”





――まずは出演が決まった時の心境についてお聞かせください

「昨年、東出昌大さんと一緒に、パルコプロデュースの舞台『豊饒の海』に出演させていただきましたが、今回は、その時のプロデューサー・毛利(美咲)さんが声をかけてくださったんです。1つの仕事がまた次の仕事につながったということが、単純に嬉しかったですね。そこから次第に渡辺謙さんがアタワルパを演じていたということに時間差でじわじわとプレッシャーを感じるようになりました」
しかも、オファーを受けたタイミングは、渡辺謙さんの長女で女優の杏さんと共演した連続ドラマ『偽装不倫』の撮影中。その日の撮影を終えて別れてから10分後くらいに、杏さんからメールが来たそうです。
「『アタワルパやるの? 氷魚くんの雰囲気にすごくマッチしていると思う。絶対観に行くね』とおっしゃってくださって。杏さんは、謙さんがアタワルパを演じた時、公園で役作りのためにパンツ一丁で日焼けしたらしいという情報を教えてくれたり、『氷魚くんは色白だから、日焼けすると大変』と言って、日焼けした感じに見えるスプレーを探してくれたりしました(笑)。昨年は東出さんと、今年は杏さんと、来年は渡辺謙さんと『ピサロ』でご一緒することになるので、『毎年、渡辺家と共演させていただいているなあ』と不思議な巡り合わせも感じましたね」。



アタワルパという役、また『ピサロ』という舞台はとても大きなチャンス





――アタワルパという役の第一印象は?

「神様に近い美しさ」ですね。
今はイメージを膨らませつつ、舞台に立つための体力・体づくりを始めています。
以前、謙さんが演じたアタワルパに近づけるのではなく、自分なりに感じたことを1から自由に表現していきたいと、役作りを始めています。謙さんをはじめ、皆さんと一緒に新しいアタワルパを、そして『ピサロ』という舞台を作っていく大きなチャンスをいただいたと考えていますね。だから、昔の映像は絶対に観ないでおこうかな、と。35年前のピサロとアタワルパとはちがう、2020年のピサロとアタワルパがあるはずですから…。



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