大ヒット商品を生んだのは、ギャル和菓子職人。宝石のような大福「ルビーのいちご」驚きの誕生秘話|出雲市

大ヒット商品を生んだのは、ギャル和菓子職人。宝石のような大福「ルビーのいちご」驚きの誕生秘話|出雲市

ルビーのいちごのカギは・・・
ギャルとホスト?!

1日に2万5千個も売り上げることも
あるという「ルビーのいちごDAIFUKU」
ですが…


吉岡友加里さんと洸さん

開発したのは「ギャルと元ホスト」と
響きのクセが強すぎるお二人・・・!

ギャル和菓子職人・吉岡友加里さん

過去の写真を見せてもらうと・・・
本物のギャル姿の友加里さん。
友加里さんの姉もギャルだったことから
家にある雑誌やお姉さんのメイク・
ファッションなどから影響を受け、
もれなく友加里さんも『ギャルの道』へ。
「キラキラしたもの、かわいいものに
囲まれたい♡」とギャルを極めていました!そんな中・・・ある出会いが友加里さんを和菓子職人に導きました・・・。

友加里さんの夫
元ホスト和菓子職人・吉岡洸さん

友加里さんの夫で吉岡製菓・3代目の
吉岡洸さん。実は・・・元ホスト!
芸人を目指しながらホストとして
働いていたという洸さん。
友人との集まりの中で…友加里さんに
一目ぼれしてナンパ!猛アタックの末、
友加里さんと結ばれました♡

洸さんは芸人の道を離れ、
実家である吉岡製菓の3代目に就任。
そこで…嫁いだ友加里さんも和菓子職人
となり、ふたりで長い年月をかけて
『ルビーのいちご』を作り出しました!

友加里さん、
ギャルから和菓子職人へ

和菓子店に嫁いだ友加里さんですが・・・
実は“あんこ嫌い”で和菓子とはまったくの
無縁だったそう。
しかし、吉岡製菓のあんこを食べてみたところ、そのおいしさに感激!

これをきっかけに
「和菓子のおいしさをもっとみんなに
伝えたい!」と友加里さんの心に火が付きました。

広く伝えるためには・・・?
  “もっと可愛い商品を並べたい!”

友加里さん自身、和菓子の素人でしたが
和菓子とは無縁だったからこそ、
気になったことはとにかく質問!
また、和菓子作りの常識とは全く違った
自由な発想で和菓子作りに挑戦!

さらにしっかりと基礎を学ぶため、
菓子専門学校にも通ったそうです。
こうして友加里さんはギャルから
和菓子職人へ・・・・!
若い世代の方が「かわいい!」と思わず
手に取ってみたくなるような商品を
店頭に並べ、より多くの人の「和」に
とらわれないお菓子の魅力を伝えています!

ルビーのいちごDAIFUKU
誕生のきっかけ

華やかな見た目の「ルビーのいちご」。
いちごに寒天や餡を重ねて…
プルンプルンの部分は米粉やでんぷんで
作った生地を5層に重ねているそうです。
科学的根拠に基づいて、作られており
一口食べるとイチゴのジューシーさが
感じられるようになっています。

ルビーのいちごができたきっかけは・・・

ルビーのいちごができたきっかけは
「小学生のお仕事見学」。
吉岡製菓に訪れた子供たちに和菓子作りの
仕事紹介をしたり、職場見学を受け入れているそうです。
その際に、卵や小麦などを使用している
和菓子をアレルギーにより食べられない
子がいる現状を解消できないか・・・
と洸さんと友加里さんが思ったそうです。
「誰もが食べられる和菓子を作りたい」
その思いが“ルビーのいちご”誕生のきっかけでした。

5年以上の年月をかけて開発された
「ルビーのいちごDAIFUKU」。
卵、小麦、乳製品が使われておらず
新感覚のスイーツとして誰もが食べられる
お店の看板商品となりました。
思わず二度見してしまうその見た目には
友加里さんの
「宝石のようなお菓子を作りたい」という
アイディアが盛り込まれています!
おふたりの温かさと熱意も詰まった一品でした。

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