証明書コンビニ交付利用時は印刷取り忘れやカードの置きっぱなしに注意!

第712回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
1月23日、全国のローソンに設置されているマルチコピー機で、神奈川県横浜市の証明書交付サービスが取得できるようになりました。

これまでは、住民票を移していない場合、わざわざ住民票を取りに帰省しなければならいこともありましたが、神奈川県横浜市に本籍があったり、印鑑登録されている人は、これによって全国のローソンで取得が可能になった、ということ。これは、間違いなく便利ですね。

コンビニ

●証明書コンビニ交付にはマイナンバーカードか住基カード

今回のコンビニ交付に対応するのは、住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、戸籍の附票の写し、戸籍証明書(全部・個人事項)など。発行にはマイナンバーカードまたは住民基本台帳カードが必要になります。ちなみに、マイナンバーカードの場合、発行方法は、まず専用機器で証明証交付サービスを選択。その後、マイナンバーカードをカード置き場に置き暗証番号を入力。その後、発行したい証明書や種別、記載事項を入力し、料金を支払うと発行されるという流れ。

ローソン以外のコンビニエンスストアでも、同様のサービスは展開しており、発行できる証明書の種類は、利用する市区町村によって異なるため、詳細は、「コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付」専用ウェブサイトを確認すると良いでしょう。一部自治体ではすでにコンビニ交付が可能になっており、知らずにわざわざ区役所に行っている人も多そう。

ちなみに、このサービスでもっとも気を付けたいのが、(1)カードの置き忘れ、(2)発行した証明書の置き忘れ。特に、マイナンバーカードは様々な個人情報が筒抜けに。今後、コンビニに置き忘れのカード事例が増えていきそう…。便利を享受する半面、セキュリティ意識を強化しなきゃ、ですね。
(文・便利坂ゆみ/考務店)