セブンはマシン刷新によりホットカフェラテも提供可能に!
新たなコーヒーマシンを導入するセブン。もっとも大きく変わったのは、セブンカフェ初となる「ホットカフェラテ」を販売することができるようになったことではないでしょうか。今までは、凍ったミルクの粒を、コーヒーで溶かすことでカフェラテを再現していたため、アイスカフェラテしか販売していなかったのです。
今回の新型コーヒーマシンは、ミルクを供給するユニットがついており、ミルクの加温やスチーム機能を搭載。それにより、カフェラテ専用ミルクと香り高くコク深いコーヒーがマッチしたホットカフェラテ、アイスカフェラテを作れるようになりました。
価格は税込でホットカフェラテ レギュラー150円、ラージ200円。アイスカフェラテ レギュラー180円、ラージ250円。ちなみに、ほかのコンビニがどうなっているかというと…
ローソンの「MACHI café」のカフェラテは?
ローソンはすでに、ミルク用のユニットを併設するコーヒーマシンを採用。マシンからミルクが抽出される仕組みになっていて、ミルク感たっぷりのまろやかなカフェラテを提供してくれます。また、ミルクに合うコーヒー豆を厳選しているため、コーヒーのコクもしっかりしている本格派。
価格は税込でカフェラテM150円、L180円。アイスカフェラテはワンサイズのみで税込150円。
ファミリーマート「ファミマカフェ」もミルクがマシンから出てくる
ファミリーマートのコーヒーマシンも、最初にミルクがマシンから出てくる仕組み。生乳100%、こだわりのミルクをエスプレッソコーヒーに加えたカフェラテは、ミルクとコーヒーのバランスがバッチリ。
価格は税込でカフェラテ150円、アイスカフェラテ180円。それぞれMサイズのみの販売になっています。
セブン以外のコンビニ各社は、すでにマシンからミルクが出る方式を採用していた模様。セブンは、2月から導入される新コーヒーマシンにより、独自の凍ったミルクを溶かして作るアイスカフェラテから、他社と同じ形式にシフトチェンジ。もちろん今までのアイスカフェラテとは、違った味になると予想されます。新発売となるホットカフェラテはもちろん、アイスカフェラテの味にも注目。
セブンでは2017年度は、セブンカフェシリーズで初の年間10億杯販売を見込んでいるのだとか。日本の総人口1億2697万6千人(総務省統計局 平成28年8月1日時点)から考えても、今回の新コーヒーマシン導入は、かなり壮大なプロジェクトなのでしょう。新たなセブンカフェのカフェラテに期待大です!
(文・山本健太郎/考務店)