足裏には身体のバランスを整えるセンサーがある
o脚やx脚、脚が太いなど、脚に自信がない人は、脚より「足」に問題があるのかもしれないと言ったら驚くでしょうか。
足は直立した姿勢で一番下にくる人間の土台です。
土台がしっかりしていない場所には正しく家が建てられないように、足部が安定していなければ、その上に乗っている脚を良い状態にすることはできません。
また、足裏には脳に情報を送る多くのセンサーがあり、足裏にかかる圧力から判断して身体の位置情報を得ています。
センサーがうまく働かないと身体のバランスは崩れ、そのまま歩いたりエクササイズを行っても、十分な効果は得られないのです。
足部は「筋膜」で全身とつながっている
また、足部は筋肉の形を作っている「筋膜」という膜を通して、頭部の眉間までつながっています。
この「筋膜」は、たくさんの筋線維をキャンディーの包み紙のように包んでいるもので、足部から頭まで全身がこの膜を介して、つながり影響しあっているのです。
きれいな脚を作るには、土台となる足部の安定感と、足と全身のつながりを、頭と身体で実感することが大切です。
例えば立った状態で、足の親指の付け根の下の母趾球を軽く浮かし、小指の付け根の下の小趾球とカカトに体重をかけてみてください。
このとき、足部を動かしただけなのに、左右のヒザのスペースが広がっていませんか? これがO脚です。
逆に小趾球を軽く浮かし、母趾球とカカトに体重をのせてください。両ヒザが内側に入り、X脚のスタイルになるはずです。
普段の足部の使い方が、脚の形に影響していることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
配信: いまトピママ