食事にちょい足しなら簡単、続けやすい!
ダイエット用の食事をわざわざ作るのは、手間がかかるもの。
でも、いつもの食事にちょい足しするだけで、それがダイエット向きの食事になるなら、続けやすいし、効果も期待できます。
今回は、ちょい足しにぴったりな、スパイスやオイルをご紹介します。
ダイエットを助けるちょい足しスパイス
1)ジンジャー
生姜が体を温め、代謝をアップさせるダイエットの強い味方というのは有名。
でも、毎回生の生姜をすりおろすのはめんどうです。
そこで、便利なのがスパイスコーナーで売っている、ジンジャーパウダー。
生の生姜に含まれるジンゲオールという成分は、熱を加えることでショウガオールという成分に変化。
ジンゲオールと同様の冷え解消作用がありますが、作用が違います。
ショウガオールは、胃腸を刺激して血流を高めることによって体の熱を産生。即効性はありませんが、3~4時間かけてじわじわ温めます。
また、腸内の脂肪吸収を抑える作用も。
朝、味噌汁やスープにプラスしたり、紅茶に加えることで、1日代謝のよい体を作ることができます。
ジンジャーパウダーは刺激が強いので、胃腸が弱い人は牛乳に少量加えるのがおすすめです。
2)クミン
スパイスのクミンは、コレステロールの吸収を抑える作用と体脂肪を減少させる作用がある、フィトステロールを含有。
1日3gのクミンを1~2回に分けて摂るのがおすすめです。
摂り方は、ヨーグルトにかける、コーヒーや紅茶、ミルクにプラスするなど。
サラダのドレッシングにプラスしたり、目玉焼き、肉料理にかけるのも人気です。
ただし、クミンは妊娠中や授乳中の女性は避けた方がよい食材なので当てはまる人は気をつけてください。
3)シナモン
シナモンには、脂肪細胞に働きかけ、中性脂肪を減らす作用があります。また、発汗や利尿作用、腸内環境を整える効果も。
デトックス力が高まるので、老廃物が排出され、すっきりした体に。
シナモンは、体重の1%の量が1日の摂取の目安。50kgの人なら、0.5g(小さじ約3分の1弱)となります。
白湯に加えて飲むほか、紅茶やミルクとも相性が抜群です。甘みをつける場合は、砂糖ではなくはちみつを選んで。
4)ターメリック
カレーに使われる黄色いパウダーといえば、ターメリック。
脂質代謝を促進するほか、腸の動きも活発にする効果が。
血流促進作用もあるので、基礎代謝のアップも期待できます。
アメリカでは、カフェラテにターメリックパウダーを加えたターメリックラテが流行しています。
ミルクティーにターメリックをプラスして、チャイ風にしてもおいしくいただけます。
5)黒コショウ
どの家庭にもあるスパイスのひとつ。
ピリッとした辛みは、食事をよりおいしくしてくれるのはもちろん、同時に脂肪も燃焼してくれるのです。
辛み成分は、血行を促進し体を温め、代謝の高い体に導いてくれます。
黒コショウというと洋食を思い浮かべますが、実は味噌汁にも合うんです。
ほかにも、ホットミルクや紅茶に加えるとアクセントになります。
刺激が強いので、胃腸の弱い人は少量にしましょう。
配信: いまトピママ