ミトコンドリアの力で脂肪がみるみる燃える
「ミトコンドリア」は私たちの体の細胞の中にあり、エネルギーをつくる働きがあります。
“エネルギー生産工場”と呼ばれ、疲労回復効果を担っていると近年話題に。
工学博士の曽 紅(そ こう)さんは、元気になるだけでなく、ミトコンドリアは体脂肪も分解してくれると言います。
ミトコンドリアは呼吸によって取り入れた酸素を歯車にして働き、脂肪を燃料することでエネルギーを作っていたことが判明したのです。
しかし、40歳前後からミトコンドリアの機能はどんどんおとろえていく一方に。
不要な体脂肪をしっかり分解できなくなり、これがヤセにくい中年太りの原因に。
しかし、おとろえたミトコンドリアを復活させる方法が!
それは“呼吸”の仕方を変えること。
曽さんも、体重がピーク時にくらべて10kg以上も減ったとか。
ミトコンドリアがしっかり働いてさえいれば、運動や食事制限しなくてもやせられると言います。
ヤセる「ミトコンドリア細胞呼吸法」のコツ
●鼻から息を吐く
深呼吸をするときは、まず息を吸ってから吐く人が多いはず。
ミトコンドリア呼吸のポイントは、先に「息を吐く」こと。
体内に充満した使用済みの空気を吐かなくてはいけません。
苦しくならない程度に、まずは軽く鼻から息を短く吐きだしましょう。
●お腹をヘコませてゆるめる
無意識に息をしている状態のとき、お腹はヨコに広がります。
しかし、ミトコンドリア呼吸で息を吐くときは、前後の動きを意識しましょう。
ヘソの下からお腹をヘコませ、お尻もキュッと閉めながら息を吐いて。
お腹をゆるめると、意識して吸わなくても、自然に空気が入ってきます。
配信: いまトピママ