三姉妹のママ横澤夏子、助産師のフェイスシールドに映ったまさかの光景に絶叫。三者三様の出産は笑いどころが満載!

三姉妹のママ横澤夏子、助産師のフェイスシールドに映ったまさかの光景に絶叫。三者三様の出産は笑いどころが満載!

お笑いタレントとして活躍する横澤夏子さんは、4歳、2歳、10カ月の三姉妹のママとして、忙しいながらも充実した日々を送っています。妊活を経ての三人のお子さんの妊娠・出産は、それぞれに印象深かったよう。そこで、妊活をしていた頃の横澤さんのお気持ちや、三度の出産エピソード、パパの育業についても聞きました。

※育業とは、東京都の公募によって決まった、育児休業の愛称のこと。育児は「休み」ではなく、「未来を担う子どもを育てる大切で尊い仕事」ととらえ、社会のマインドチェンジを目指す取組のひとつです。

妊活で気持ちが落ち込むときも、仕事場の楽しい空気に救われた!

――現在3人のお子さんの子育てをされていますが、とくに大変だった時期はありますか?

横澤さん(以下、敬称略):現在、長女が4歳、二女が2歳、三女が10カ月になり、賑やかな毎日を送っています。

一人目のときは、「何が何だかわからない」状態。そして、二人目の時は、「とにかく手が足りない」「これは、お手上げだ〜!」という感じで、私一人では何もできないんだと開きなおりましたね。

そして三人目にしてやっと、「赤ちゃんって、こんなにかわいいんだ〜」と思えたんです。もちろん、上の二人もかわいいのは当たり前なんですが、かわいいと思える心の余裕が出てきたってことですよね。

とくに大変だった時期は、二女を妊娠しながら、まだ小さな長女のお世話をしていた頃ですね。休みたくても、上の子がいるから横になれないという辛さがありました。ちょうど、上の子に離乳食を食べさせていた頃ということもあって、ごはんが炊けるニオイが気持ち悪い、離乳食を作っていても気持ち悪い、お風呂も気持ち悪い…という感じで。妊娠に加えて、はじめての子育て…ダブルで大変な時期だったと思います。

さらに仕事もしていたので、仕事先では、楽屋を和室にしてもらうなど、いろいろと配慮していただきました。つわりで辛いときには、マネージャーさんなど妊娠を知っている人に、「つわりで気持ち悪いよ〜」などと愚痴を聞いてもらうことで、少しラクになることも。仕事から帰っても、また子育てが待っているので、なかなか休めないのも辛かったですね。

――妊活をしていたそうですが、その頃の横澤さんのお気持ちや、ご夫婦の様子を教えてください。

横澤:子どもが三人欲しいという希望があったので、クリニックに通って妊活をしていました。妊活をはじめるとき、クリニックの先生に「妊娠を“登山”にたとえたとして、横澤さんは、山頂までは徒歩で登りたいですか?それともヘリコプターで登りたいですか?」と聞かれたんです。それで私は「ヘリコプターでお願いします!」と即答しました。

実際に妊活をはじめてみると、とにかくやることが多すぎて、スケジュールを組むのが大変でした。みなさん、仕事と両立しながら、どうやってクリニックに通っているんだろう…と思っていましたね。それ以外にも、メンタルも、体力も削られていくような感覚。“辛い”のひと言だけでは到底表せないようなことなんだなと思いました。

妊活がプレッシャーになるのは、私の性格上、絶対によくないというのを夫もわかっていたので、「何も期待しない」「喜ばない」ということを意識してくれていたと思います。「もしかして?」と少しでも期待してしまうと、そこからズドーンと突き落とされたとき、気持ちがもたないんですよね。お互いに、「できたらいいね」ぐらいの気持ちをキープするように努めていました。

私も最初の頃は、「この薬、飲まなきゃ」「体を温めなくちゃ」「これは食べないようにしよう」など、いろいろととらわれていた時期があるんです。でも一度、「好きなものを食べればいいや!」と思えたときに、すごく気が楽になって。そこではじめて、“私って追い詰められていたんだ”と気づきました。今までの、自分の“日常”をも忘れていたんですね。それからは、好きなものを食べて、好きなときに寝て、仕事をとことん楽しんでと、日常を大事にしながら過ごすようにしました。

気持ちが落ち込むこともありましたが、仕事場に行くと、まわりが楽しく明るい方々ばかり。そんなに“ガッ”とスイッチを切り替えしなくても、楽しいその空気に飲まれちゃうんですね。それは、すごくありがたい環境だと思います。

ただ、人からの何気ない一言に傷つくこともありました。相手は傷つけるつもりで言ったわけではないんですけどね。それを理解するまでには、少し時間がかかったかもしれないです。

はじめての出産が怖すぎて、産後へタイムスリップする妄想まで!

――妊活を経て、無事に三人のお子さんを妊娠・出産されました。その中で、何か思い出深いエピソードがありましたら教えてください。

横澤:私、痛みにすごく弱くて、血も見れないので、とにかく出産が怖すぎて…。気になって、YouTubeで動画を観たり、人から話を聞いてばかりいたので、さらに恐怖が増していたのかもしれません。出産で赤ちゃんに会える楽しみよりも、「怖い!痛そう!」の方が大きくて、妊娠中はずっと時限爆弾を抱えている感じでした。産んだ後の世界にタイムスリップできないかな〜なんて妄想をしたりも(笑)。そういうことばかり考えていた妊娠期間でしたね。

一人目の出産は、いろんな意味でドキドキの連続でした。よく、出産シーンで耳にする、「赤ちゃんの頭がもう出てるよ!」という言葉は、私の場合はリアルすぎて余計に怖くなってしまうので、先生には事前に言わないでくださいと伝えておいたんです。それなのに、分娩室に入ると、私の足の先に鏡があって、それで全部見えちゃいそうだったんですよ〜!

それで急遽、鏡に布を張ってもらって「これで大丈夫!」と思っていたら…。いきむときになって、「はい、こっち見ていきんで!」と言った助産師さんのフェイスシールドに、その光景全部が映っていたんですよ。思わず「ひゃあ〜〜〜〜」と言ってしまいそうになりました(笑)。フェイスシールドに映るとは、さすがに予想できなかったですね。

二番目のときは、「上の子の保育園のお迎えまでには産みたいです!」と先生に伝えていたぐらい、なんともバタバタな感じでした。夫が立ち会ってくれていたんですが、「きっとまだ産まれないから、今のうちにお迎え行ってきちゃってよ!」という感じで、出産よりも、上の子のお迎えのことばかり気になっていました。

夜になっていよいよ産まれると思っていたら、助産師さんに、「いえ、日をまたぎましょう」と言われたんです。でも陣痛はかなり進んでいるし、まだ翌日までは30分以上もあるし。「あと30分も!? もう産みたいです〜!」って感じでした。そうしたら、「日をまたいで出産しないと、経産婦さんなので、明後日にはもう退院になっちゃいますよ」と。「そんなの無理!」と思いましたが、なんとか我慢し、0時を過ぎて速攻で産まれました(笑)。お母さんと赤ちゃんの状態や病院によっても違うと思うのですが、この1日の違いがすごく大事で、私、もう一日早く退院していたら大変だったなと思いましたね。

三人目の時は、陣痛が進むのが早いから気をつけてねと言われていたので、気持ちばかりが焦ってしまい「これが前駆陣痛かもしれない」で3回もフライング受診してしまいました。そのたびに、「本当に恥ずかしい、すみません!」と言って帰りましたね。4回目にしてやっと本陣痛が来たので、そのまま入院になったのですが、そこからなかなかお産が進まなくなってしまいました。

その後、陣痛促進剤を点滴してもらったのですが、私も疲れて寝てしまい…。薬の影響と、眠ってリラックスしたことでお産が一気に進んだのか、起きた時にはいきなり、「イタタタタタタタ〜〜〜〜〜〜!」という感じで、「早く麻酔入れてくれださい!」と叫んでいました。

一人目のときは陣痛の途中から無痛分娩に切り替えて、二人目と三人目は無痛分娩を選びました。三度の出産はそれぞれに全然違いましたし、何度経験しても慣れないものですね。

――パパは出産には立ち会われたのですか?

横澤:夫は、すべての出産に立ち会ってくれたのですが、夫の反応も三人でそれぞれ違いましたね。

一人目のときの出産直後は、「うわ〜、うれしい」と涙を流しながら抱っこしてくれていました。二人目のときは、「うわ〜、かわいい!こういう顔か〜」とひとしきりに感動した後、娘をベッドにおろした瞬間に、「眠いから帰るわ」と言ってそのまま帰ってしまい(笑)。そして三人目のときは、陣痛中にもかかわらず、「もう少し時間かかりそうだから、忘れ物を取りに一旦帰るわ」と。もはや、出産の流れまで読めるようにもなっていて、夫は夫で学びがあったようです。

「こっちの方が眠いわ!話し相手になってよ!」なんて思いましたが、私につきっきりでフラフラだったので、夫も相当疲れているようでしたね。

――退院後は、どのように過ごされたのでしょうか。周囲のサポートなどはありましたか?

横澤:一人目のときは、出産後は一週間、産後ケアホームに入りました。そこは、三食しっかり出してもらえて、助産師さんも常駐していて、本当にありがたい環境でしたね。そして二人目のときには、さすがに自分だけでは無理だと思って、実家の母に来てもらったんです。実は一人目のときに母にお願いをしなかったのは、きっと喧嘩になってしまうと思ったからです。でも、母のサポートを受けて、こんなに私のために動いてくれる人がいるんだ、こんなに母親って頼りになる存在なんだ、というのがわかったんです。結局、母とは喧嘩もしましたが、それでもありがたい気持ちの方が強かったですね。そして三人目は、夫が「育業」をしてくれました。

夫の育業があったことで、私は産後の体を回復させることができました。さらに、美容室に行ったり、ゆっくりとランチに出掛けたりもしましたね。自分の時間を持つことで、すごくリフレッシュできました。

それから、夜間の授乳・ミルクを夫婦で1日ずつ交互にできたのもよかったです。2日に1回は朝までしっかり睡眠をとることができて、本当にありがたかったですね。というのも、一人目、二人目までは、夜中の0時までは夫、0時以降は私というように、1日の中でシフト制にしていたので、お互いにまとまった睡眠が取れなかったんです。

子どもたちが小さいうちは、私たち夫婦が倒れたらおしまいですからね。まずは、自分たちの健康を維持することを大切にしたいと考えています。

写真提供/横澤夏子さん、取材・文/内田あり、たまひよONLINE編集部

横澤夏子さんがゲスト出演している番組『育業を、 しています。~リアルな時間の過ごし方~』がYouTubeにて公開中。番組内では、育業中のご家族が登場し、リアルな育業の様子が紹介されているほか、キャストのみなさんの子育てトークも楽しめます。東京都は現在、育児は“休み”ではなく、“大切な仕事”と考えるマインドチェンジを進めており、これから育業される方の参考になるはず。

●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2024年4月の情報で、現在と異なる場合があります。

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