「胃がんの手遅れとなる自覚症状」はご存知ですか?初期症状も医師が徹底解説!

「胃がんの手遅れとなる自覚症状」はご存知ですか?初期症状も医師が徹底解説!

すぐに病院へ行くべき「胃がんの手遅れとなる自覚症状」

ここまでは胃がんの手遅れとなる自覚症状などを紹介してきました。
以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。

黒色の便が出る場合は、消化器科へ

黒色便は胃や十二指腸などの消化管からの出血を示唆します。胃がんや胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの可能性があります。腹部のCT検査や胃カメラや大腸カメラができる大きな病院を受診しましょう。

受診・予防の目安となる「胃がん」のセルフチェック法

・ふらつきや立ちくらみなどの貧血症状がある場合

・黒色便の症状がある場合

胃がんの予防法・早期発見方法

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌の除菌によって胃がん罹患リスクはほぼ半減することが示されています。[1まずは胃カメラを行って、ピロリ菌の感染が疑われる胃炎があれば、呼気試験や血液検査などで感染の有無を調べ、感染していた場合は内服治療でピロリ菌の除菌を検討します。40歳以上の方は、胃がん検診や胃カメラの検査を受けてみてはいかがでしょうか。

塩分を控える

前述のように、日本の伝統的な食べ物である漬物や味噌汁などに代表される塩分濃度の高い食事によって、胃がんのリスクが上昇してしまいます。胃がん予防のために塩分を控えることが重要です。普段から減塩を意識して、薄味の味付けにするよう工夫しましょう。塩分の多い食材を食べる頻度は週1〜2回程度に抑えるのがおすすめです。塩分の排出を促す野菜やフルーツの摂取もおすすめです。また塩分を制限することで高血圧や脳卒中、心筋梗塞の発症率も下げられます。

禁煙する

前述のように喫煙は胃がんのリスクです。がんを予防するためには、たばこを吸わないことが理想的です。現在喫煙中の方も、禁煙することによってがんになるリスクを下げられ、周りの人の健康への影響も少なくできます。自分で禁煙が難しいときは禁煙外来を受診しましょう。

節酒する

飲酒は缶ビール500 mL 1本または日本酒1合までが適量です。それより多い飲酒は胃がんのリスクを高める可能性があるので、胃がんの予防のためにも普段からの節酒や休肝日を作ることを心がけましょう。

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