誰がやる?イライラの源、名もなき家事のストレスをなくす簡単アイデア

誰がやる?イライラの源、名もなき家事のストレスをなくす簡単アイデア

家庭内の名もなき家事の数々は誰がしているの? 口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちの声とともに、家事をどう削減するのかについて『主婦業9割削減宣言』の著者、KEIKO(唐仁原けいこ)さんに聞きました。

「名もなき家事」を担当しているのは誰?

――まずは、ママたちの声を紹介します。

■全部私が担当
「私が全部やっています。専業主婦なので。今思えば、家族に分担させればよかったな…って感じですが、教えるのも面倒なので頼みませんが」

■もう、家事については諦めています
「ずっと『子育てと家事を満足いくレベルで両立できる仕事』というふうに、全部自分でやることを前提に仕事を選んできました。家事を手伝ってもらっていないことは、私にも原因があるんだという自覚はあります。待てないし、口を出さずにいられないし、手を出さずにいられない性格なので」

■声がけして、娘と夫がするように促す
「『ゴミ出してー、とか、テーブル拭いてー』などと言ってやらせています。夫と娘2人は、だんだん言われなくてもやる時が増えました。毎回、毎回言います。面倒かもしれませんが言ってやってもらいましょう」

■夫が率先して行動
「うちは、夫も子どもたちも参加しています。もともと夫のほうが次を考えて行動するタイプで助かっています。トイレットペーパーも、最後の人は必ず補充することやシャンプーなどの補充は夫と子どもがしてくれます。どちらかというと、私の方が気がつかないです」

■全部私ですが、文句は言わせない
「全部私ですよ。それが当たり前の家庭です。私としては家のことを全部仕切れるので。そのかわり、文句も言われません。多少、掃除がおろそかになっても、買いだめしたものがあふれても何も言われません」

■得意なもの以外は夫の担当
「あまり気にしたことはないのですが、詰め替え用の補充は夫ですね。日用品の買い出しも夫。ゴミ集めはしませんが、ゴミ出しは夫がしています。ちなみに、育児も夫担当。結婚した時に私が得意なこと以外は全部夫にしてもらおうと計画したので、可能な限り夫にやってもらっています。空いた時間は趣味の時間に当てています」

■将来のためにも面倒でも声がけ
「ボトル系の詰め替え、飲み残し、ドリンク系ボトルの空など、その都度声がけをしてやらせます。全てにおいて他の人の後始末を私がやることはほぼないです。責任の所在をハッキリさせる…というとウザいだろうけれど…。何も言わずに解消されていた! なんて魔法みたいなことがまかり通って習慣化してしまったら、その人の生きていくスキルが低下して、他人に迷惑をかけるだけなので、うるさくても言っています」

■名もなき家事は夫の担当
「うちは、そういう名もなき家事は夫ですね。気になる人がやるという感じなんですが、私は、ギリギリまでやらないタチでして…。夫は気になるタイプなので、やっています。ただ、家族のスケジュール管理、健康管理、学校休むかどうかの判断や仕事の調整、習い事関係などは、調べて考えて判断する系の仕事は、ほとんど私です。これも、名もなき家事じゃないですかねぇ」

名もなき家事を減らすポイントは、「家事の総量」削減を意識することが大事

名もなき家事をどのように減らしていくといいのか、KEIKOさんにアドバイスいただきました。

「まず、我が家では、夫婦どちらが担当しても負担にならないくらいに、家庭内の家事自体を削減する意識をしています。
特に名もなき家事が減るためにはどうしたらよいのかよく考えました。必要なところは家電に頼ったり、物を減らしたりしています。また、家事動線を極力短くすることは効果的です。例えば、洗濯乾燥を終えた衣服を戻す作業や、食洗機から食器を元の位置に戻す作業。ここは動線をいかに短くするか、いかにステップを簡単にするかを考えて配置しました。

我が家の収納は、基本振り返るだけで元に戻せる位置に収納をしています。麦茶の管理や、麦茶ボトルや水筒のメンテナンスは、ペットボトルの処理に追われていた経験から、我が家の飲み物は浄水にすることにしました。水道直結タイプのウォーターサーバーを設置していますがとても便利です。炭酸水が好きな家族が多いのでペットボトルごみを減らすために炭酸水メーカーも利用し、ペットボトルのゴミを減らす対策をしています。

また、名もなき家事などの家事自体を削減するには、家族を巻き込むのも大事です。私は、家事をやってくれた時に、大げさに喜ぶことをしています。オーバーリアクションくらいがちょうどいいです。
そのほか、意識していることはマイルールの強要や、自分の家事の基準を押しつけをしないないこと。何か違ったとしても黙っていることを意識するようにしています。

家事、育児は終わりのなきタスクに追われがちです。私は、意識して休んだり、作業を減らしたりする工夫をすることで心のゆとりが生まれ、イライラするシーンも激減しました。結果、家族にとってもいい影響になっています。イライラしてきたら、頑張りすぎのサインだと思って休むことを心がけることが大切です」(KEIKOさん)

生活する上でやることに追われる日々、名もなき家事を減らす工夫をすることも大事ですね。(取材・文/酒井 範子)

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