tatamamaは『多胎シンポジウム in FUKUOKA 2024~「すみません」から「ありがとう」へ~(以下、多胎シンポジウム)』を、7月20日(土)に開催する。このシンポジウムは、日本財団およびキリン福祉財団による助成事業の一環だ。
福岡を拠点に多胎育児支援を展開
tatamamaは「多胎児ママにやさしい街は、すべての人が暮らしやすい街」を掲げ、福岡を拠点に多胎育児支援を展開している。保育士や保健師の資格を生かし、多胎育児を支援する50名以上の「tatamamaサポーター」に協力を得ながら、法人設立から1年で、相談会や交流会を20回以上開催した。
多胎世帯の交流会を同時開催
多胎育児には、単胎育児に比べて多くのリスクが伴う。特有のリスクとして、多胎児の7割が低出生体重児で、医療的ケアが必要になる可能性が高いこと。多胎育児の虐待数は、単胎育児の2倍以上であること。そして単胎育児の2倍3倍の養育費や労力がかかることが挙げられる。
そんな背景から「多胎シンポジウム」が目指すのは、多胎育児を取りまく環境について一人でも多くの人に伝え、支援の輪を広げること。
今回開催されるシンポジウムでは、多胎育児の専門家や行政関係者を招聘。それぞれの立場から多胎育児に関してトークセッションを実施し、多胎育児の現状や必要な支援についての理解が深まる場を用意するほか、多胎世帯の交流会を同時開催する。
イベントに参加することによって、多胎妊産婦とその家族は、産後に備え、専門家や先輩タタママ・パパに話を聞くことができる。また、実際に双子&三つ子の様子を見ることができる。
さらに多胎育児当事者同士のつながりを深め、育児にまつわる孤独や不安感を解消できるほか、お風呂や同時授乳、外出の方法など多様な情報交換もできる。
配信: STRAIGHT PRESS