【東京都新宿区】アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて、梶原常実の写真展開催

求人広告を企画・発行するアイデムが運営する、フォトギャラリー「シリウス」にて、「梶原常実 写真展『由布院・くじゅう・阿蘇 SPIRIT』」が、5月30日(木)~6月5日(水)の期間開催される。

火山群とそれを取り巻く雄大でなだらかな草原

九州に阿蘇くじゅう国立公園があるが、この国立公園は、東は大分県の別府から西は熊本県の阿蘇に至る、古来より噴煙を上げ続ける火山群と、それを取り巻く雄大でなだらかな草原からなっている。

この火山特有の地層は、長い時間をかけて降り注いだ雨を地中に浸み込ませ、やがて、草原のいたる所に湧水となって湧き出すことで、麓の里を潤す豊かな水源となるのが特徴。また、これらの草原は、樹木に覆われた山林に戻さないために、毎年春になると、一斉に牧野に火を放つ野焼きが行われている。

過去の他の作品に類似しないよう心掛けて撮影

西日本においては、有数の自然景観を有する地域なので、今日まで多くの作品が発表されている。梶原常実氏は、今回の撮影にあたって、過去の他の作品にできるだけ類似しないように心掛けたという。

「一定の時間をかけてこれらの土地と向き合い、被写体として見つめ続けるならば、私にはそれがどの様な風景になって見えてくるのだろうか?言い換えれば、私が何を感じ、それをどう見たのか、この魅力的な地域の持つエッセンスに近づき、確かめ、自らのイメージとして昇華させることで、私の伝えたい風景として表現しようと試みました」

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