『寿命が短い』と言われる猫種3つとその理由 長く一緒にいるための心得も

『寿命が短い』と言われる猫種3つとその理由 長く一緒にいるための心得も

猫の平均寿命は14.7歳ですが、それよりも短命だといわれる猫種もいます。そこで今回は、代表的な「寿命が短い」と言われる猫種とその理由、さらに長く一緒にいるための心得を紹介します。

3.メインクーン

大型種のひとつである「メイン・クーン」の平均寿命も13歳と短め。メイン・クーンもまた、遺伝的に「肥大型心筋症」「多発性嚢胞腎」になりやすいことが原因といわれています。

そもそも、大型種は一般的なサイズの猫よりも寿命が短いそう。犬でも大型犬の方か寿命が短いように、エネルギー量を多く必要とする大型種の猫もまた短命になりやすいのかもしれません。同じ理由で、ノルウェージャンフォレストキャットも短命といわれています。

愛猫と長く一緒にいるための心得

「寿命が短い」と言われている猫種であってももちろん個体差はあります。さらに、他の猫種でも飼育の仕方によっては短命になってしまうことも。

そこでここからは、愛猫と一日でも長く一緒にいるための心得について解説します。

完全室内飼いにする

猫を長生きさせたいのであれば、「完全室内飼い」は必須です。

自由に室内外を行き来できる猫は、交通事故や感染症などが原因で完全室内飼いの猫より寿命が短いことが知られています。

感染症や事故、喧嘩による負傷をさせないため、愛猫を家の外に出さないようにしましょう。

病気の予防につとめる

愛猫に長く生きてもらうためには、病気の予防は欠かせません。

猫の死因として最も多い「腎不全」も、早期に治療を始めれば進行を遅らせられる可能性があります。

また、感染症を予防できる混合ワクチンや、生殖器系疾患を予防できる避妊・去勢手術も大切です。

生活習慣に気を配る

人間と同じように、「食事」「衛生管理」が長生きのポイントです。

キャットフードやおやつは、着色料や添加物が入っていない良質なものを選ぶのがおすすめ。また猫はトイレや寝床が汚れているとストレスがたまるため、定期的に掃除をしましょう。

その他、適度な運動と適切な室温も長生きにつながります。

関連記事: