【サクサクッ!ふわっ♪】お店のような天ぷらを自宅で作るには?

第746回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
数ある揚げ物料理のなかでも、天ぷらを作るのが苦手なママは多いのではないでしょうか。お店で食べると衣がサクサクして美味しいのに、家で作るとなぜかべちゃべちゃして油っぽく美味しくない…。家庭の天ぷらをもっとおいしくする方法はないものか、上手な揚げ方を調べてみることに。

サクサクてんぷらのコツ●卵の代わりに〇〇?

ポイント1は、衣の材料です。一般的な天ぷらの衣には、卵、水、小麦粉を使いますが、今回は卵の代わりにあるものを使います。それは「マヨネーズ」。天ぷらが油っぽくなってしまうのは、衣に水分が残ってしまうから。マヨネーズを使うと、乳化された植物油が衣に分散し、衣の中の水分を残さずに上げることができるのです。

えびのてんぷら

サクサクてんぷらのコツ●衣は軽く混ぜる!

ポイント2は、衣の混ぜ方。混ぜるとき、ダマが残らないよう、しっかり混ぜていませんか? 実はたくさん混ぜると、グルテンという物質が作られます。それにより粘り気が増し、衣がべチャっとしてしまう原因になります。混ぜるときは少しダマが残っているくらいでOK。

サクサクてんぷらのコツ●最も重要?温度管理

ポイント3は温度。実は揚げる食材により、適温があります。葉物野菜などは160~170度、根菜やキノコ、エビは170~180度がおススメ。また、一気に揚げようとすると油の温度が下がってしまうため、少しずつ入れてください。ちなみに、160~170度は油に菜箸を入れると先から細かい泡が出る程度、170~180度は菜箸の先からたくさん泡がでる程度なので、温度の参考にしてみてくださいね。

そして、揚げ終わったらしっかりと油を切ることも重要。できればキッチンペーパーに直置きするのではなく、網を使用した方が◎
もし網が用意できない場合は、キッチンペーパーの上に、食材同士が重ならないように置きましょう。

難しいと思いがちな天ぷらですが、実は少しポイントを押さえるだけで、自宅でも簡単においしい天ぷらを作ることができるんです。ぜひ今夜、天ぷら作りにチャレンジしてみてくださいね!
(文・三鷹ゆみこ/考務店)