猫が『悲しそうに鳴いている』ときのキモチ4選 実は必ずしも悲しいわけじゃない?

猫が『悲しそうに鳴いている』ときのキモチ4選 実は必ずしも悲しいわけじゃない?

猫の「ニャオーン」「ワオーン」などという低い鳴き声は、なんだかとっても悲しそうに聞こえますよね。ところが、この鳴き方にはさまざまな事情があります。猫が「悲しそうに鳴いている」ときのキモチについて解説します。

3.体の調子が悪い

猫が悲しそうに鳴いているときは、病気やケガの可能性も疑った方がいいでしょう。あきらかにいつもと違う声で鳴く場合は要注意です。痛みや苦痛が原因で鳴いているかもしれません。

こんなときには、いつもは行かないような部屋の隅でうずくまって鳴いていたり、体のどこかをしきりに舐めたりといった行動が見られることもあります。

また、飼い主さんが撫でてあげようとすると怒ることも。はっきりと痛みがあるわけでなくても、なんとなく違和感があって鳴くこともあります。

食欲や元気に変化はないか、舐め壊しているところはないか、排泄に問題はないかなどをチェックしてみましょう。目に見えない異常が起こっている可能性もあるので、気になることがあれば早めに動物病院へ連れて行くのがおすすめです。

4.発情期だから

発情期のメス猫もまた、悲しげな声で「ウァーオ、ウァーオ」と鳴きます。春がピークといわれ、数日間に渡って鳴き続けたり、月に何度も発情期が訪れることも。悲しげとはいえかなり大きな声なので、初めて猫を飼った人は驚くこともあります。

一方、オス猫は自発的に鳴くことはありませんが、メス猫の鳴き声に誘発されて「アオーン」と鳴くことがあります。また「スプレー行動」といって、マーキングのために後方に尿をかける猫もいるようです。

発情期の鳴き声を無理矢理やめさせるのは難しいですが、シーズンが終われば鳴かなくなるでしょう。なるべく発散できるよう、日中にたっぷり遊んであげるといいかもしれません。ご近所トラブルが気になる方は、避妊・去勢することを検討してみましょう。

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