愛猫が『飼い主さんを猫だと思っている』ときの3つの行動 そもそも猫は「人間」をどう見ている?

愛猫が『飼い主さんを猫だと思っている』ときの3つの行動 そもそも猫は「人間」をどう見ている?

好きな相手が自分のことをどう思っているのか、気になる人がほとんどでしょう。相手が猫になると、さらに疑問は深まります。猫目線による真の人間像は、いまだ謎の中。ただし、わかってきた部分があるのも事実です。今回は、おなじみの行動から、猫が人間をどう認識しているのか探ってみます。

2.鼻チュー

愛猫といっしょに暮らしていると、ふとしたときに、突然、鼻チューされることがあります。飼い主さんからすると、悶絶必至の瞬間かもしれません。

鼻チューもまた、猫同士の親愛度をあらわすバロメーターです。フランクなあいさつと同時に、お互いの情報交換の意味もあります。口まわりにある分泌腺からの匂いを手がかりに、食べたものや行動履歴、健康状態までも判断し合うからです。

花言葉にならえば、鼻チューの猫言葉は「相思相愛」です。親愛なるネコ族としてデビューできたことになります。

口のまわりの匂いから、ランチにマルゲリータ・ピッツァセットをペロッとたいらげたこと、取り引き先の社長にうっかりタメ口を使ってしまい、激怒されたことも、愛猫はすっかりお見通しかもしれません。

3.頭ゴッチン

猫の面白いところは、行動そのものは攻撃的なのに、込められた真意が「愛情」であることです。その代表的なものが、愛ある頭突き、「頭ゴッチン」。おそらく、猫飼い初心者の方は「愛猫にシバかれた!」と思わず勘違いしてしまう行動かもしれません。

頭突きすることで、猫は相手に「好きだよ」と伝えます。飼い主さんに対しても同じです。猫の愛情表現の中でも最上位に入ります。意外に力強くてびっくりすることもありますが、愛牛の頭突きに比べれば、ずいぶんかわいいものです。

愛猫に「頭ゴッチン」されたら、「大好き!」と判断して間違いありません。少々クセのある愛情表現ですが、不器用なラブソングとして丁重に受け取ってあげてください。

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