3.体温の調節
猫は恒温動物であり、平均体温の約38度から39度で一定に保つ必要があります。そのため気温が下がり、湿度が上がる雨の日には冷えを防ぐために暖かい場所で丸まって眠ることがあります。
また、体温を一定に保つには多くのエネルギーを消費するため、余分なエネルギーを消費しないよう、外の雨音を聞きながら、暖かい場所でのんびりと過ごすことが猫にとって最も快適な雨の日の過ごし方なのです。
4.本能的な安全意識
狩りをしていた時代の猫にとって、雨の日は外敵から身を守るために潜伏する絶好の機会でした。雨音が獲物や捕食者の足音をかき消して、視界も悪くなります。こうした環境下では、狩りをするよりもじっとして身を潜める方が安全だったのです。
この本能的な行動パターンが現代の家猫にも残っており、雨の日には安全な場所で眠って過ごしています。
配信: ねこちゃんホンポ