観光名所になった猫
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英スコットランドのグラスゴーで有名な観光スポットといえば、Kelvingrove美術館や植物園でしょう。
しかしGoogleマップは、Shawlandsの町で「市長」と呼ばれて慕われている茶トラ猫を「ぜひ見るべきもの」に指定しています。しかもその猫は2023年には61件のレビューをもらい、ほとんどの人が「5つ星」をつけるほどの高評価なのです。
ウェブ上には「この5年間、この猫に会うことが楽しみになりました。1ヵ月前に結婚しましたが、配偶者も猫に挨拶し、この町に正式に受け入れてもらえました」「この猫に会えば、1日が楽しくなります」といったコメントが寄せられています。
猫の名はFreddyです。Googleによると、この町のSkirving通りを歩けば猫に会えるというのです。人間の市長と違って、この「猫市長」に会うための予約は不要です。だってFreddyは年中無休で勤務しているのですから。
2021年には町民栄誉賞を受賞
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この猫には2021年に「Shawlands町民栄誉賞」が授与されました。この賞はその年にコミュニティ意識を盛り上げることに貢献した人やモノに与えられます。公共トイレから優秀な町役場職員まで、さまざまな人やものがノミネートされましたが、なかでもFreddyは町を有名にしてくれた活動が高く評価されたのです。
Freddyの「執務室」は自宅近くのSkirving通りで、よく駐車中の車の屋根に乗って、のんびりしている姿を見かけることができます。地元の人々は猫に会いたいために、わざわざ遠回りをしてここに寄っていくといいます。
飼い主のBarbaraさんは、町民栄誉賞受賞の際に次のように話しています。
「本当にうれしいことです。Freddyはすばらしい猫で、この12年間ずっと人々に喜びと笑顔をもたらしてくれています。コロナ禍で大変な状況にあっても、Freddyは変わらずみんなを支えてくれたのです」
配信: ねこちゃんホンポ