1.挨拶
猫同士で、鼻をくっつけ合っている様子を見たことがありませんか。これは、猫にとっては挨拶のようなもの。「鼻チュー」と呼ばれたりもしていますが、ほほ笑ましい仕草ですよね。
同じように、猫は差し出した人間の指にも挨拶をしている可能性があります。
「指に挨拶?」と不思議に思うかもしれませんが、人間の指先は、猫から見たら猫の鼻に似ているのだそうです。それで、挨拶したくなってしまうのかもしれませんね。
猫は、動体視力が優れていますが、本来の視力はあまりよくありません。そのため、ニオイは大事な情報源なのです。お互いにニオイをかぎ合うことによって、情報交換をしているといわれています。
2.習性
『目の前に差し出されたもののニオイはとりあずかいでおく』、それは猫の習性でもあります。そのため、指でなくても、猫の前に差し出したら鼻を近づけてくることが多いですよ。
猫は視力が弱いので、目からの情報だけでは、そのものが何かよくわかりません。目の前のものが安全なものかどうか、ニオイをかいで本能的に確かめているのでしょう。
指を差し出されたら…ついつい、体が動いてしまうのです。
配信: ねこちゃんホンポ