猫に『指を差し出すとニオイをかぐ』3つのワケ 猫流の「こんにちは」サインだった!

猫に『指を差し出すとニオイをかぐ』3つのワケ 猫流の「こんにちは」サインだった!

猫に指を差し出すと、クンクンとニオイをかいできますよね。(指先に何かついていたかしら?)などと思ってしまいますが、この仕草にはいくつかの理由があるのです。そこ今回は、猫に「指を差し出すとニオイをかぐ」ワケについて、詳しく解説します。

1.挨拶

猫同士で、鼻をくっつけ合っている様子を見たことがありませんか。これは、猫にとっては挨拶のようなもの。「鼻チュー」と呼ばれたりもしていますが、ほほ笑ましい仕草ですよね。

同じように、猫は差し出した人間の指にも挨拶をしている可能性があります。

「指に挨拶?」と不思議に思うかもしれませんが、人間の指先は、猫から見たら猫の鼻に似ているのだそうです。それで、挨拶したくなってしまうのかもしれませんね。

猫は、動体視力が優れていますが、本来の視力はあまりよくありません。そのため、ニオイは大事な情報源なのです。お互いにニオイをかぎ合うことによって、情報交換をしているといわれています。

2.習性

『目の前に差し出されたもののニオイはとりあずかいでおく』、それは猫の習性でもあります。そのため、指でなくても、猫の前に差し出したら鼻を近づけてくることが多いですよ。

猫は視力が弱いので、目からの情報だけでは、そのものが何かよくわかりません。目の前のものが安全なものかどうか、ニオイをかいで本能的に確かめているのでしょう。

指を差し出されたら…ついつい、体が動いてしまうのです。

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